肩こり・首こり
肩や首のこりの悩みを解決するために「どこ」に行って「何」をすべきなのでしょう?
いつも首や肩が凝っている・張っている・痛みがある・・・これらの症状を改善・解消したいと思うのは当然のことです。
でも誰しもが昔は全く気にしていなかったはずです。首や肩のことを考えること自体なかったのではないでしょうか。
カラダの悩みは年齢を重ねるにつれ増えていくものですが、悩み自体は少ないに越したことはありません。
首や肩の諸症状でお悩みの方の「悩み」そのものを無くす、これが肩こり ラボの目標です。
悩みがなくなるということは、気にならなくなるということ。首や肩が凝らなくなるわけではありません。たとえ「肩が凝っても」「首の筋が凝っても」少し休めば気にならなくなる、つまり正常な身体・本来のカラダの機能を取り戻すのが当院で目指していただく目的です。
「寝違え」といった急性の症状への処置も行っております。急性・慢性問わず首肩でお悩みの方はお気軽にお問い合わせ下さい。
「慢性的な肩こり」と「一般的な肩こり」は異なる
首の筋や肩周辺がつらい症状を「肩こり」と一言で片付けてしまいがちです。
肩こりによる肩周辺の痛みは、なかなか人に理解されません。それこそ偏頭痛のような日常的な痛み、仕事環境や生活環境上、肩が凝るのは仕方ない、または歳のせいだと安易に考えられてしまっているのが現実です。
湿布を貼ったり、肩叩き、肩揉み、関節鳴らし、簡易的なマッサージをすれば、一時的に気持ちよくなります。辛くなったら、一時的に安らぎを求め、また辛くなったら・・・というサイクルを「当たり前」と無意識に感じていらっしゃる方がほとんどです。これが世間一般の常識になってしまっているのです。
肩こりラボの理学療法は、現代医学的根拠に基づいています。ツボや経路といった一般的な鍼灸院が行なっている類の施術は一切行いません。鍼灸院ではありますが「お灸」も行っておりません。
あくまでもメディカル・マッサージと鍼、そして効果的な運動療法のみ行っております。
つらい症状の一時的な解消は大切ですが、繰り返すことで慢性化
気軽に立ち寄って気持ちのいいマッサージをしてもらう、ホテルのルームサービスでマッサージを頼む・・・これらはリラクセーションで、ほとんどの場合「根本的な問題の解決」を目的としていません。凝った⇔気持ちいいの繰り返しは、肩こりの悪化を招きます。お店へ通う頻度が増える、よくならないから他の店にいく、という救いのない負のスパイラルに陥ってしまうのは、これが理由です。
我慢できない場合の肩こり痛薬のご使用やリラクセーションのご利用
肩が痛い、今すぐにでもなんとかしたい、そのような場合に肩こり痛薬やリラクセーションマッサージといった対症療法に頼ってしまうのは無理もありません。仕方のないことです。ただ利用方法だけ注意してください。肩こりという悩み自体を解消するためには「原因療法」が必要です。対症療法はどうしても我慢できないときにご利用ください。お店にいかなくとも正しいセルフケア方法 だけでもかなり楽になるはずですので、ぜひお試しください。
肩こりの辛い症状は、身体の不調のサイン
「肩こり」は、文字通り、肩周辺の筋肉が凝っている状態、つまり、その凝っている部分をほぐせばよい、と思われています。
凝っているのには理由があります。
全然こりがほぐれない場合、そうなってしまった原因があります。
ひどい肩こりの症状は身体からの何かしらの不調を訴えるサインなのです。つまり、そのサインを消しても、再度サインは発せられます。肩こりは、肩に原因があるから凝るわけではないのです。ですから肩以外にある原因を放置したままでは、凝りをほぐしても、すぐに元通りになるのです。では、肩こりの原因とはなんなのでしょうか?
「肩こり」の原因は1つではない
肩こりの原因は人によって様々です。そして、厄介なのは肩こりの原因はひとつではないということ。複数の原因があり、それらの結果が「肩こり」という症状であり、「痛み」というサインを発するのです。そして、その肩こりが悪化すると、それが原因で頭痛や歯痛、自律神経の乱れといった不調にもつながり、悪循環をうみます。こうなると、ご自身の身体なのに何が原因なのかわからなくなります。
肩こりの原因が「人によって異なる」「いくつかある」「ひとつではない」これは事実です。
歪みを解消するだけで・・・○○体操をすると・・・このツボを刺激すれば・・・そんな簡単な方法があるのなら、悩む人はいません。
簡単によくなってしまう方法なんて、この世には存在しないからこそ、様々な方法が宣伝され、数年おきに名称を変えただけの同じような方法が流行ります。リラクセーション、整体などのお店が氾濫するのは当然の結果です。
根本的な解決までにはどうしても時間がかかります
はっきりと申し上げますが、1回の施術で肩こり知らず、そんな魔法のような方法はございません。
何回通えばよいですか?と誰もが知りたい質問に対しては、カウンセリングをした上できちんと目安をお伝えします。
当院がみてきた方は数千人にのぼります。延べ人数ではございません。ですから、カウンセリングで得られた情報とこれまでのデータから推測できる精度の高い目安となります。
そして、目安とするゴールまでの施術回数を1回でも少なくできるように私たちは最善をつくします。
私たちセラピストの目的もできるだけ最短でよくなっていただくこと、あなたと目的は同じです。
原因を明らかにし、きちんと計画を立てて、的確な施術・処置を行う
長期間にわたって、肩こりでお悩みの方、これまで、肩こりのために使った時間、お金、ストレスはどれくらいでしょうか?
これから先、もし肩こりがなくなったら人生がどう変わるか想像してみてください。
私たち、肩こり ラボは、ご来院される方が、これからよりよい人生を歩んでいただけるように「肩こり」の悩みを忘れるための代替医療機関です。軽度の肩こりの方から本気で治したい方まで、私達はどなたに対しても本気で向き合い取り組みます。
体のメカニズムを熟知したセラピストだからこそできる原因療法
世の中の大半が対症療法のみです。身体が自然に回復するのを待つ・その間のツラい症状を緩和するためにクスリを飲むといった普通のケースが当てはまらないのが、慢性化した酷い肩こりです。
とにかく今ツラいからなんとかしてほしいに応える対症療法だけでなく、そのツラい原因を解決する原因療法、これを適切に組み合わせることが根本的な解決に繋がるのです。
当院では現代医学的根拠に基づく鍼・マッサージと運動療法を中心に個々の状態と将来を予測して組み合わせて行っています。
首肩こり専門コースで行う処置
肩・首こり専門コースの大まかな流れ
IDマッサージ・3D鍼・筋力トレーニング・ストレッチを適時組み合わせ以下のように進めていきます。
1.つらい肩こりの原因を突きとめます。
診察を施術時間とは別途に設けて、じっくりと体の状況を伺い、原因を追究します。
2.まずは、つらい症状からの解放と関節の動きの回復
初期に行う施術の主な目的は、つらい症状からの解放と関節可動域の回復です。表層・深層の肩こりに関連する数多くの筋肉がありますが、一般的には着目されない細かい部分や深部の筋肉まで個別にアプローチして、症状を引き起こしている筋肉の弛緩・局所の血流改善・自律神経の調整を図ります。症状が落ち着くまでの大まかな目安として、一般的には5~10日に1度の頻度にて2~5回の施術を要します。(個人差があります)
初期段階で集中的に処置を行うことで症状が落ち着き、つらい状態から脱した時点でご本人が終了と判断されたら、そこがゴールとなります。
ただし、この段階では根本的に体が変わった、とはいえません。約1ヶ月程度で再び症状が戻ってしまうケースが多いため、元に戻らないための体づくりを目的とした次の段階への移行を推奨してます。
3.肩や首への負担を減らす、体づくり
中期における主な目的は、根本的にカラダを変えること。もっとも大切な期間になります。具体的には姿勢改善、そして首や肩への負担を減らす動作をカラダに記憶させます。
具体的には肩甲骨・背骨・骨盤・股関節周囲の筋肉へアプローチし、首・肩に負担をかけている原因を一つずつ取り除いていきます。各関節可動域が確保され良好な姿勢をとれる基盤が整いましたら、筋力強化です。良い姿勢を維持するためには筋力強化が必須です。筋力強化といっても重いダンベルを使ったような筋トレではございません。今まで意識が無かった筋肉の活性化、インナーマッスルの強化、体の使い方の改善を目的としたトレーニングです。大まかな目安として14~21日に1度の頻度にて4~6回程度の施術を要します。(個人差があります)
「立つ」「歩く」「座る」は人体の基本動作ではありますが、現代社会において、いずれかを極端に強いられがちです。デスクワークが主でしたら座りっぱなしですし接客業でしたら立ちっぱなし・歩きっぱなしです。このような偏った動作を長時間続けると、体を支えるために必要な筋肉が疲労し、楽な姿勢・楽な動きへと変化していきます。楽な姿勢や動きは力をなるべく使わないため、それを続けると本来体を支えるために必要な筋肉が衰えていきます。そして知らず知らずのうちに首肩へ負担のかかる体へと変化していってしまいます。
中期の施術は、症状に悩まされている状態ではないため軽視されがちですが、根本改善のためには必須であり、初期段階によって楽になった状態がどれだけ持続するのか左右する非常に大切な期間です。初期段階で症状が楽になってしまい、そのままにしてしまいますと、やがて元に戻ってしまいます。元に戻らない体とするために、当院が最も重要と考えております段階になります。
4.日常生活動作の改善、疲れにくい体づくり
後期の主な目的は、良好な姿勢の定着化と日常生活動作の改善、疲労のコントロールです。中期で良好な日常生活の姿勢を体得したとしても、長年の癖や習慣は簡単に払拭できるものではありません。せっかく良好な状態となっても放置してしまうと、日々の忙しさや疲労の蓄積により徐々に再び負担のかかる姿勢へ戻っていってしまう可能性があります。
そのため、良好な姿勢を完全に定着させるために、一定期間特に日常生活の疲労を蓄積させない事、姿勢を維持する筋肉のコンデショニングが重要となります。そして疲れにくいPC作業の姿勢・負担のかかりにくいカバンや買い物袋の持ち方などさらに詳細な姿勢・動作改善を図り、今後、当院での施術を必要とせずともセルフケアにて肩こりに悩まなくて良いお体となることを目指します。
また、ご希望の方へはゴルフやランニングなどスポーツ活動のパフォーマンスアップのお手伝いさせていただきます。大まかな目安として1~1.5ヶ月に一度のお身体の状態のチェックと処置を行います。数回終えた時点で状況をみて終了とするか数か月に一度の定期メンテナンスを継続するかご相談によって決定します。(個々のお体状況、日常の負荷状況によって個人差があります。)
この時点でのお体の状態は、数か月前の初診時の状態とはまったく別物になっています。以前できなかったことができる、といった日常の動作で実感できるはずです。
当院がフィットする方
- 肩こり、首こり、肩甲骨こりに心底お悩みの方
- 肩こり、首こりにより日常生活に支障がでている方
- 従来の方法で良くならなかった方
- 肩こりが常に気になっている方
- 肩こりに付随して頭痛や吐き気などを伴う方
通ってもらうためではなく、通う必要のないカラダにするための施術
当院での理学療法には解決というゴールが存在します。
あなたが受けてきた施術はどれも「一時的には良いが時間が経つとやはり元通り」ではなかったでしょうか。それゆえに、つらさから解放されるために結局は定期的な通院を余儀なくされていたことでしょう。
肩こりの原因は一般的には「姿勢」や「筋バランス」「歪み」くらいしか認知されておりませんが、実際は非常に複雑で奥深いものです。
一時的には良いが時間が経つとやはり元通りな理由、それは「単一の原因への対処のみであった」か「単一の方法のみで全てを対処しようとしていた」からです。
施術を重ねるごとに前進するには原因をしっかりと分析し、状況状態に応じて適時施術内容を変化させていくことが必要なのです。