シンガーソングライター「より子」さまからのメッセージ
私はピアノ弾き語りのシンガーソングライターです。
ジャンル問わずバラードから激しいロックまでなんでも弾き語るので、かなりエネルギーを使うライブをしています。
歌手の実情はアスリートで、日々訓練・鍛練・自身の体の使い方を研究し続けるので、体のメンテナンス・ケアは最大重要項目となります。
20代前半まで力の使い方がうまく出来ず、仕事やライブの後に時々倒れることがあった私は、丸山先生と出会って、いろんな意味で寿命が延びたなと感じています。
先生の施術は「その人にとって一番正しい方法をとる」施術なので(単純に嘘がつけない性格とも言えますが・・・笑)。
力技で瞬間的に良くするようなマッサージは一切しません。
私の中で即効性の強い施術は、体にお世辞を言ってその場をしのいでるようなものなので、ケアとは言えません。
少し時間はかかっても、「体が良くなる為の軌道へ乗せていく施術」が、結果一番体を大切にできる方法だと思っています。
先生はそういう施術をするので、長期的な心構えで続けることで、心身共に強くしなやかなものに変わってくると思います。
痛みを一緒に感じて、懸命に取り組んでくれる心ある先生なので、これからも支えて頂こうと思っています。
より子 YORICO
1984.5.13 生まれ
16歳でシンガーソングライターとしてデビューし、21歳でメジャーデビュー。
自分の人生そのものを音楽で表現し、「生きる」ことを歌い続けるその生き様はTBS系「ニュース23」やNHK「ニュースウォッチ9」、「特報首都圏」などのメディアでも度々取り上げられ、多くの反響を呼んでいます。
より子オフィシャルWebサイト
歌をうまく歌いたい方~プロの方へ、発声についてのマメ知識
良い発声のためには三つの重要な要素があります。
- スキル (技術)
- メンタル (精神)
- ボディ (身体)
これら3つが全てバランス良く整い充実することで初めて「良いパフォーマンス」=『人の心に届く声』が可能となります。
以下で詳しく解説します。
①発声のためにまずは声を出すスキル(技術)が必要です。
高音や低音、ブレスなど発声方法です。
一般に、ボイストレーナーさんによってトレーニングしてもらうのはこの部分です。
②発声の技術が素晴らしい人、歌がとても上手な人は数えきれないほどいます。
しかしその中に他人の心に届く声、他人の心を動かす声を出すことができるのはどのくらいいるでしょうか。
単に歌が上手、『音』としてとらえるだけならロボットでも良いはずです。
何が違うのでしょうか?
人が歌う意味はそこに演者のメンタル(精神)を反映させるからです。
あなた様が唄う意味は、あなた様の「心」を伝えるためではないでしょうか?
演者の人生、生活、心情。。。これら全てが統合され、パフォーマンスの質を左右します。
一見、スキルに隠れがちですが、ボーカリストにとってのメンタルトレーニング、メンタルを整えるということは必須項目です。
③スキル、メンタルと並列関係として忘れてはならないのはボディ(身体)のケアです。
ボーカリストにとってボディ=楽器です。
ギタリストならギター、ピアニストならばピアノのメンテナンスを怠る人はいませんよね?
ボーカリストにとって身体は「声」というパフォーマンスを出すための楽器なのです。
メンテナンス無しの楽器の状態で人に聞かせるなんて考えられませんよね?
「発声」とは「呼吸」の変化したものです。
発声といえば喉を想像しますが、喉はスピーカーにすぎません。
声を生み、スピーカー(喉)にまで伝えるのは。。。
筋肉によって行われます。
本来動かなければならない部分が動かない場合はゆるめる治療。
本来動いてはならない部分が動いてしまっている場合は締める治療。
この二つを個々の身体に合わせてカスタムメイドで行います。
身体はパーツパーツで別れてはいますが一つの連続体です。一つのかたまり。
喉や声帯など部分ではなくトータルで考えなければなりません。
エネルギーの連鎖、それが効率良く伝わりベストな「声」というパフォーマンスが発揮されます。
①や②に隠れがちな③ですが忘れてはならない必須項目です。
多くのトップボーカリストは①や②は充分ですが③を怠りがちです。
ボーカリストにとって①②はソフト、③はハードととらえられます。
当院ではボーカリストのハード面を整えて、パフォーマンス向上のお手伝いをさせていただいております。