肩こり専門院なのに、腰痛や足も?・・・疑問に思われて当然かもしれません。
幅広く患者さんを集めるため?
追加のオプションサービス?
専門外だけど一応できるという片手間の施術?
いいえ、違います!!
実は、首も肩も腰も足も全て専門分野であり得意分野なのです。
なぜ足腰が得意分野なのか?その理由を説明します。
肩や首のコリの原因を見極めるには体全体を診る必要がある
肩こり・首こりの原因は多岐にわたります。多岐にわたるのですが、以下の3つに大きく分けることができます。
- 解剖学的な問題
筋肉バランス、筋力バランス、姿勢など
- 神経学的な問題
自律神経(交感神経と副交感神経のバランス)、ホルモンバランスなど
- 心理学的な問題
精神的な負荷、ストレスなど
この3つの原因が、肩こり・首こりを引き起こします。
ただし、この3つの原因のどれか1つが原因ではないのです。
程度の差はありますが、3つの原因すべてが複雑に絡み合っています。
現代社会はストレス社会です。どうしても逃れることはできないでしょう。そんなストレスが原因で、しかも複雑に絡み合っていたらどうしようもない、そう思ってしまうはずです。
安心してください。万人に共通している大きな要因があります。
「解剖学的な問題」です。
どんな複雑な問題でも、何か一つのことがきっかけで大きく前進することがあります。
確実に解くことのできる問題、少なくとも正解がある問題、それが解剖学的な問題です。
解剖学的な問題の答えを予想するのがカウンセリング・検査です。
その答え合わせが施術・処置です。
採点するのは「あなた」です。
肩こりの根本的解消とは、良い姿勢を保って生活できる身体ができた時
どんな施術にも必ず意味と目的がございます。
施術の目的は、本来は一つです。
施術する側の目的と、受ける側の目的が異なっていることが多いのです。
需要と供給と同じで、施術する側と受ける側の意思が合致していなければなりません。合致してはじめて本来のひとつの目的となります。
肩こり・首こりの根本的な解消を検討される方は、とにかくもうこれ以上首・肩の不調で悩まされたくないからなんとかしたい人もいれば、とにかく今現在のツライ症状だけでもなんとかしてほしい、という人もいます。
治療にはゴールがあるが、ゴールは1つではない。
治療にはゴールがあります。
もちろん根治がひとつのゴールではありますが、今つらい症状がおさまった、これもゴールです。
今現在の症状を抑える、発症しても症状の度合いを抑える・発症の頻度を減らしていく、いつのまにか気にならなくなる・・・ここまでいけば根治です。
つまり、根治という最終目標のまえに、目標を定めてクリアしていく必要があります。
根本的に改善するために必要となるのは、良い姿勢を保持できる体を造ることです。
良い姿勢というと立ち姿をイメージされるでしょう。静止している不動の姿勢にかぎりません。姿勢は、頭部,体幹、四肢の相対的位置関係を意味します。カラダは動くものであり、動かすものです。静止しているよりも動いている時間のが多いわけです。つまり静的姿勢だけでなくスポーツなどによる動的姿勢も含めなければいけません。つまり良い姿勢を体得できれば、良い動きにつながります。
肩こり・首こりを根本的に改善する唯一の方法=合理的に動く体造りなのです。
良い姿勢ってそもそもどんな姿勢?
姿勢に着目する場合、全身を考えなければなりません。
不適切な足の使い方をしているがために不合理な姿勢となっていることもあります。ほんのちょっと足の使い方を変えるだけで、ほんの数ミリ重心を動かすだけで、上部に存在する首肩にかかる負担が大幅に減ることがしばしばあります。
腰・骨盤の筋肉バランスが乱れているがために良い姿勢がとれないこともあります。(単に“ゆがみ“が原因ではありません。ゆがみを原因とするのは安直すぎます。)
写真を撮ると傾いていたり、気がつくと捻れていたり、猫背となってしまうということは筋力バランスの乱れが原因かもしれません。これは一概に筋力低下とは言えず、あくまで前後・左右・対称的なバランスの乱れです。
これらは人体という不安定な構造物を支えるため必要な筋力不足と筋の過緊張、合理的な使い方が原因です。
背筋を伸ばした姿勢は美しい姿勢だが、良い姿勢ではない
良い姿勢というのは、決して背筋をピンと伸ばして力んだ姿勢ではありません。バレエダンサーの姿勢でもありません。良い姿勢とは、最小筋力で体重を能動的に支えることができる姿勢です。つまり、最も疲れない姿勢です。
ここで勘違いされる方が多いのですが、だら〜っと力みのない脱力姿勢ではありません。そのような姿勢は確かに楽です。ただし楽なのは、ごくごく短い間だけです。楽な姿勢を維持しようとすると骨に負荷がかかります。骨への負荷が長期にわたると、変形が生じます。これが加齢によって骨が変形する理由です。
骨が変形してしまうと、もはや能動的な姿勢がとれなくなります。そのため首・肩・腰に慢性的に負荷がかかり続けます。
加齢による骨の変形と申し上げましたが、生活環境の変化により、年配の方だけの問題ではないのです。
スマホの使いすぎによるストレートネック(スマホ首)も、骨の変形です。
骨の変形は大げさなことではなく、実はとても身近な問題になってしまっています。
良い姿勢のポイントは腰と足
肩こり治療の目的が良い姿勢を保つための体づくりであるわけですから、肩こり・首こりに関係がないように思える腰や足は、実は非常に重要な意味があるのです。
脳科学上、人間はつらいと感じる部分は基本一か所なので、本当は腰が悪くても自覚がなくて肩こり・首こりの症状が治ることで、腰に症状を感じるようになってしまうこともめずらしいことではありません。足の痛みをかばうことで姿勢が乱れて、結果的に首・肩・腰に負担が蓄積してしまうこともあります。
肩こり・首こりを根本的に改善するためには、体全体、つまり腰や足の十分な知識と技術が必要不可欠です。
肩こり・首こり専門の治療院が腰痛や足の治療を行うのは必要だからではなく必然なのです。
最後に蛇を例にお話しします。
蛇は頭から尻尾の先まで骨があります。
シンプルに全部繋がっていますので、尻尾に問題があれば、頭の方にも影響が出ることは容易に想像できるでしょう。
人間の体も同じです。少なくとも人間の背骨は頭蓋骨から骨盤まで繋がっています。首や肩の辛い症状の原因が実は腰だった!!なんてことは、珍しいことでもなんでもありません。
人間は2足歩行しますから、蛇と違って、足は足で独立しているとはいえ、骨格としては繋がっています。形状は違いますが、蛇の頭と尻尾と同じように、人間の足と腰は密接な関係にあるのです。
足や腰に問題が生じますと、日常生活に大きな影響がでます。なんとかしないと困るのでほとんどの人は病院にいくと思います。しかし首や肩の場合は、コリを感じるくらいでしたら、日常生活に支障がでることは少ないでしょう。ですから、そのまま放置し続けることで治療が必要なくらい悪化してしまう人が多いのです。
最終的かつもっとも代表的な症状、そしてわかりやすい言葉が「肩こり」なので、当院は「肩こりラボ」という名前になりました。
肩こりラボ(katakori LABS)は、全身の筋肉の問題に由来するあらゆる症状に対して物理療法を行う鍼灸・マッサージ院なのです。本当は、筋肉ラボが正しいのかもしれませんが、筋肉ラボでしたら確実にスポーツジムと勘違いされますよね。
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執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama
日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修
鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許
病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
何事にも理由があります。
「なぜ」をひとつひとつ掘り下げて、探り、慢性的な痛み・不調からの解放、そして負のスパイラルから脱するためのお手伝いができたらと考えております。