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筋肉と骨格の専門家による首と肩に特化した理学療法(鍼・マッサージ・運動療法)

身体が本来持っている機能を取り戻す

肩こりや首こりは、単なる血行不良、つまり血液循環が悪いからであると思われがちです。

たしかにこれは完全で間違いではありません。首や肩の筋肉が血行不良を起こして、症状を引き起こしている場合はもちろんあります。

ただ、そのような世間一般でいう「肩こり」と「慢性的な肩こり」「酷い肩こり」は別物です。

医学の進歩により、今まで見えなかったものがみえるようになりました。

現時点では、慢性的に凝っている箇所は、筋膜や筋線維、そして血管に異常が生じてしまっていることが、わかってきています。

つまり、慢性的な肩こり・首こりを治すためには、凝りのある部分の血流改善や筋肉の揉みほぐし、電気治療、ストレッチのみでは難しいのです。もちろん、鍼、灸、マッサージだけでも難しいでしょう。

 

「凝り」はあくまで結果です。

 

症状として出ている結果である「凝り」をいくらほぐし続けても同じことの繰り返しとなります。

慢性的な肩こりや首こりは、一時的な緩和ができない・緩和できたとしてもすぐにぶり返してしまいますので、つらい箇所を温めたり揉みほぐしたりするといった一般的な対症療法だけでは困難です。

首や肩が正常でなく本来の機能を失ってしまっているため、対症療法が効かないのです。

 

出血してもかさぶたができ時間が経てば傷がふさがるように人間の体は自然治癒力が備わっていますが、慢性的な肩こりは、自然には治らない状態にあるわけです。

肩が凝る→休めば元に戻る、という身体本来の正常な機能を取り戻すためお手伝いをするのが肩こりラボです。

 

首・肩のコリでつらいのは実は文化・時代のせい!?

「なんでもっと早く来なかったんですか?」

「なぜ、ここまで放っておいたんですか?」

今では少なくなったとはいえ、病院や歯医者で怒られたことがある方もいらっしゃるでしょう。

これは、肩こりや首こりには当てはまりません。これだけデジタル機器が発達した現代では、首や肩への負担は、生活習慣や仕事上仕方のない場合がほとんどです。

 

電子機器の発展により、パソコンやスマートフォンが高機能になり、机に座ったままであらゆることができるようになりました。テレワークをして通勤が無くなったら「一日ずっと座りっぱなしだった」「通勤や社内を移動することが運動だったのに気がついた」という方は少なくないのではないでしょうか。

ペーパーレス化を推進する時代の流れもあって、生活に関わる様々なことが電子化もされてきています。

読書や情報収集においてもPCとスマホがあれば事足りてしまう時代です。

あらゆる事がインターネットを通してできるようになったことで、便利になった反面、長時間のパソコン作業やスマホ操作が体に与える負担は少なくありません。パソコンやスマホが便利になるということは、負担が増えるというだけでなく、動かないでできることが増えるため運動不足にも拍車がかかってしまいます。

首肩こりの原因として、パソコンやスマートフォンが関わっているという方はおそらく相当数にのぼることでしょう。

 

しかしながら現代において、首や肩に負担がかかるからといってPCやスマホを使うのをやめましょうというのは現実的ではありません。大切なのは、要点をおさえてなるべく負担を少なくするようにすることです。

ですので、デスクワークで首や肩を酷使するような生活でも、あきらめないでいただきたいのです。

そして、自分のカラダにフィットした適切な「体づくり」を行い、首や肩の筋肉や筋膜への負担がかかっても、休息やセルフケアで元に戻せるカラダにかえていくことが重要です。

 

肩こりで悩まない適切なカラダづくり。

そのために必要なのは医学的根拠に基づいた「理学療法」です。

 

肩こりラボの理学療法の理念

  1. 根本的な改善
  2. 相手の気持ちを最優先
  3. わかりやすい説明

 

肩が凝るから病院にいく人はほとんどいませんし、肩こり専門外来を標榜している病院はほとんどありません。

ですから、どこへ行っても何をしてもダメだった方に対して安易に希望を持ってくださいとはいいません。

つらい首・肩のコリから解放された方は、たくさんいらっしゃまいます。

そして、今現在、肩こりラボで多くの方が肩こりの悩みからの解放というゴールを目指していらっしゃいます。

 

みなさんが勘違いしてしまっていること

「歪みが身体の不調の原因」説以外にも、多くの方が間違った認識をされている情報・説があります。

首・肩が硬い=肩こり ではありません!

硬い=凝っている、とお考えの方は少なくないと思います。実はこれは間違いです。

体の筋肉の「硬さ」は、人それぞれです。

硬さは相対的なものであり絶対的なものではないのです。

では肩こりは気のせいなの?

昔から「病は気から」といわれているように、心因性ストレスや精神的ストレスは、体に悪影響を与えます。

肩こりも例外ではありません。

ストレスが原因となって引き起こされている肩こりは少なくありません。実際、大きな悩みごとが解決したら、コリを感じなくなったという方も少なからずいらっしゃいます。ですが、だからといって、肩こりなんて気のせい、とは言えません。

肩こりや首こりは、あくまでも自覚症状です。そしてコリの度合いは人それぞれです。

他の人が首や肩に触れて、その箇所が硬いや柔らかいかだけで「凝ってます」という判断は間違いです。

全身の筋肉のバランス・硬さ・伸び縮みの状態を踏まえて、相対的に筋肉の硬度が増し、伸張性が低下している場合はその部分の筋肉や筋膜がなんらかの異常をきたしてしまっていることが想定されます。

そして最も大切なこと。

首や肩が硬かったとしても、自覚症状がなければ、それは肩こりではありません。繰り返しとなりますが、肩こりはあくまでも自覚症状だからです。

 

つまり、肩だけ触って異常かどうかはわかりませんし、肩こりや首こりだと判断することはできません。

肩だけ硬かったとしても、自覚症状がなければ、それは肩こりではありません。

 

美容院でのシャンプー後の「マッサージしますね」。

「凝ってますね」と言われる方は少なくないでしょう。

別に凝ってないんだけどな・・・という方、あなたは肩こりではありません。

座っている状態ですと、肩の部分は誰でも硬くなります。

ご安心ください。

 

筋膜リリースすればひどい肩こりが改善する?

頑固な肩こりの原因は筋膜の異常であると言われるようになりました。

メディアで大々的に取り上げられたことからも、筋膜というフレーズを聞いた事があるという方は少なくないでしょう。

筋膜は筋肉を覆っている膜ですが、筋膜が硬くなったり、厚くなったり、シワがよってしまうことが辛い肩こり症状の大きな要因の一つといわれています。

 

ですから、筋膜を柔らかくしたり、縮まってしまった箇所を伸ばしたりすると症状は改善します。

この硬くなったり、分厚くなったり、縮こまってしまっいる筋膜を、柔らかくしたり、シワを伸ばす施術を筋膜リリースといいます。

 

筋膜リリースを行うと、肩こりや首こりよるつらい症状の多くは解消されますので、当院でも対症療法の一環として行っております。

とはいえ、あくまで患部に対する筋膜リリースによる症状の解消は一時的なものです。

 

首や肩の筋膜が異常を起こすのは結果であり、首や肩の筋膜に異常を引き起こす原因を解消こそが肩こりや首こりの根本的な改善には大切です。

 

筋膜リリースって本当に効果あるの?

筋膜リリースの方法は様々あります。

手で圧迫する方法、ストレッチする方法、フォームローラーと呼ばれる筒状グッヅでコロコロする方法、ヘラで擦る方法、鍼を刺す方法、エコーで目視確認しながら生理食塩水を患部に注入するハイドロリリースいう方法・・・

本当に様々あります。

それぞれある程度の効果は期待できますが、筋膜が硬くなる・厚くなる・シワがよる、といった原因へのアプローチがなされなければ、再び症状は繰り返されてしまいます。

 

なお、鍼やマッサージは筋肉に対して行いますが、これは筋膜と、その筋膜に包まれている筋線維に対して行っているのです。

筋膜という言葉がまだ広く認知されていなかったため、鍼は筋肉に打つものとして説明されてきていますが、全ての筋肉は筋膜で覆われているものです。筋肉、つまり筋線維に対して鍼をうつ場合は、必ず筋膜に刺すことになります。

実際の鍼治療では、筋膜に対して鍼を打つ場合もあれば、筋膜を貫いて筋肉の中で硬くなっている部分(硬結)に打つこともあります。これはケースバイケースです。

このように、鍼灸師の世界では、筋膜へのアプローチ自体は古くから行われてきました。

 

より詳しい解説は別ページで解説してます。

筋膜リリースについて

ひどい肩こりの原因はひとつではない

たった1つの原因で慢性的な肩こりになってしまうというという方は非常に稀です。

仮に身体的要因によって発症した肩こりであっても、ほとんどの場合は、精神的要因や社会的要因などさまざまな要因が絡み合い、慢性化していきます。

分かりやすい「○○が原因だった!!」といったキャッチフレーズは、悩まれている方にとって救いの言葉に聞こえるのは仕方ないのですが、慢性的な「肩こり」は単一の原因で発症はいたしません。

つらい箇所を温めて血行を良くしたり、揉みほぐしたりすると、ラクになるという方はいらっしゃいますが、同時にほとんどの方は時間が経てば元通りになってしまいます。

患部に対して何らかの対処をすることで、肩が痛い・重い、といった凝りの症状が気にならなくなったとしても、首や肩の筋肉に負担をかけて硬直させるといった症状を生む元が残っていたら、再びつらい状態になってしまうのは時間の問題です。

 

私たちが行うのはフィジカルの問題の解決

「肩の荷が下りる」と言うように、自分が担っている責任や義務、負担などがなくなることで精神的にだけでなく、肉体的にもラクになるというご経験をしたことがある方は少なくないと思います。

精神的なストレスが緩和することで、首肩こりがラクになるというのは確かにあります。

首や肩の筋肉に物理的な負担をかける肉体的な問題(筋力低下、筋力バランスの乱れ、関節可動域異常、不良姿勢、不良動作、不適切な使い方 等)が無く、基礎疾患や、自律神経やホルモンバランスの異常も無いということであれば、ストレスが元で肩こりが生じているかもしれませんから、その場合はストレスの解消だけで肩こりが治ってしまうでしょう。

多くの場合、肉体的な問題(筋力低下、筋力バランスの乱れ、関節可動域異常、不良姿勢、不良動作、不適切な使い方 等)があるからこそ、首や肩の筋肉に物理的な負担が反復継続的に加わり、肩こり・首の痛みを発症します。

ここで最も大切なのは、症状の原因の的確な究明です。

つまり、何が首や肩の筋肉に負担をかけているのか?という点です。

肩こりラボでは、フィジカル(筋肉や筋膜・神経・動作)の問題とその原因を突き止めます。

それを解決するために、患者さんの生活やご都合に合わせた無理のない計画を立てます。そして、当院独自の技術を駆使して症状を解消し、加えて原因への対処をすることで肩こりで悩まない体づくりをサポートいたします。

 

上手いか下手かが全て?

資格を持っているかそでないかはどうでもいい!とにかく上手い人にやってほしい!・・この考えはごもっともです。

名前だけ有名で値段も高いお店より、近所の庶民的なお店の方がずっと美味しい!といった考えや経験は誰もがお持ちでしょう。

鍼灸マッサージ師(厳密には、鍼師、灸師、按摩マッサージ指圧師)の国家資格は、鍼灸マッサージの施術をする者においては、飲食店における食品衛生責任者の資格のようなものです。絶対条件です。

鍼灸・マッサージ師の国家資格を取得する意味、それは「3年間の専門教育を受け、筋肉・神経・骨格・内臓や病気、関係法規についての基本的な知識があると厚生労働省から評価され免許を交付された」という事実です。

人の身体・健康に関わる上で安全性は何よりも大切です。

国家資格は最低限の安全性が担保されているとお考えください。そしてリスク回避のために代替医療を受ける際には必ず確認してください。

 

資格・技術よりも大切なのは「見立て」

国家資格保持は、あくまで最低限必要な条件です。国家資格があって技術力(手技)もある施術者はたくさんいらっしゃいます。手先の技術力以上に必要な技術があります。

それは肩こり・首こり(首筋のこり)の原因を解明する技術です。

 

当院が特に注力しているところは、人によって様々である肩こりを引き起こす原因を究明し、適切な対処方法(理学療法)と計画を立てること。そして、これらを分かかりやすく説明する点です。

原因を突き止めて、ひとつひとつ解決して治していく計画を患者さんのご都合に合わせて効率よく立てます。

その計画に沿って施術を行って、はじめて施術の技術・スキル・資格が活きるのです。

病院で、手術となったら、検査〜退院〜外来まで予定をきっちりたてられますよね。慢性的な肩こりや首こりの解消においても同じなのです。

肩こりラボのオリジナル技術

当院の特徴は「肩こりの原因の見極め」と「根本的な問題の解決までの計画の組み立て」です。

IDマッサージ

3D

この2つの技術があってはじめて身体本来の機能を取り戻す計画は実現できます。

 

IDマッサージ&3D鍼は、普通の鍼やマッサージと何が違うの?と当然思われるはずです。

実際に、受けていただければ違いはきっと体感していただけるのですが、文章だけでは当然伝わりません。まず鍼・マッサージの使い方、これが他院とは異なります。鍼・マッサージの使い方・考え方が当院独自であり、技術を支える根幹となっています。

 

具体的には、体を立体的にとらえ、個々の筋肉・筋膜に対して、その状態や目的に応じて的確に手技を施すIDマッサージ、そして、正確かつ効果的な場所にピンポイントで打つ3D鍼です。

IDマッサージはマッサージの種類のような名前ですが、手で行う一般的なマッサージだけではなく筋膜リリース・ストレッチ・関節モビリゼーションまで含めた技術の総称です。

鍼は筋膜に対して打つ場合もあれば筋肉自体に打つこともあります。一本だけで狙い撃ちする場合もあれば数十〜百本以上打つこともあります。必要な場所に無駄なく必要な本数を打ちます。

 

この2つの技術は、体の構造、筋肉のメカニズムを熟知している前提のもと、体得するのが極めて難しい高度な技術です。そして、肩こりラボならではの技術です。

通い続けるのではなく、通う必要のないカラダになっていただく

「タイムサービスやってまーす。マッサージいかがですか〜」・・・街頭でこのような呼び込みを耳にするのは珍しくありません。当院は駅前にありますが、駅前でよく耳にします。

当院は、マッサージ屋さんではありません。

リラクセーション目的のマッサージ施設でしたら、通っていただくために色々なサービスを提供するのは当たり前なのですが、当院は、通っていただく必要のないカラダになっていただく、これが目的です。

多くのお店が採用している回数券の発行・キャンペーン・スタンプカード・割引といったサービスの目的は、リピーターづくりです。そして初回無料や初回限定特別価格は新規獲得のため。

飲食店・美容院をはじめとした、頻繁に通っていただく常連さん作りが必要な「お店」と「治療院」は違います。

このような理由から、当院では回数券の発行・キャンペーン・スタンプカード・割引などのシステムや、施術の追加オプション等を行っておりません。

 

例えば、お医者さん選びは経歴や施術内容よりも人柄・相性、結局は「人」であるとお考えの方は少なくないでしょう。

「マッサージに通う」「施術を受けに通う」という「通う」ということ自体が精神的な支えになっている場合、通い続けることが何よりもよい薬になっているといえます。

求めるもの次第で、何が正解か異なります。

ですので、人に会う・コミュニーケーションをとる・通うことで気が紛れる・お店が好き、であれば「お店」にいくのが良いでしょう。

当院は、あくまでフィジカル面に特化しています。メンタル面のケアはできませんが「健全なる精神は健全なる身体に宿る」という言葉、これは正しいと思います。

メンタルではなく、まずフィジカルの問題を解決したいとお考えの方は、当院の理学療法[ 物理療法(鍼・マッサージ 等)+運動療法 ]もご検討ください。

通えば通うほど悪化!!さらに強い刺激を求めてしまう悪循環の仕組み

せっかく症状を改善しようとして通っているのに、よくなるどころかだんだんと頻度が増していってしまう。

お店を変えても、また同じことの繰り返し・・・

いったいこれはなぜでしょうか?

 

まず、こりの原因は骨ではなく筋肉であるケースが大半です。原因が関節や骨ではないのに、骨をボキッと鳴らしても、これは一時的にスッキリはしても、治りはしませんね。

次に、筋肉をほぐすマッサージや筋膜リリースの繰り返しの場合です。硬くなった筋肉に刺激を与えてホグす行為を繰り返すと、残念ながら刺激に慣れてしまい、だんだんと効かなくなってきてしまいます。効かなくなってきてしまうので、刺激もだんだんと強くなっていきます。強い刺激を繰り返していくと筋肉はますます硬くなってしまうのです。

世の中に、症状を一時的に和らげる施術は無数にあります。きちんと症状を解消するということ(対症療法)は、大切なのですが、この対症療法だけでは、なかなか前進することが難しいばかりか、刺激への慣れを考慮せずに繰り返すことで悪化を招いてしまう恐れがあります。

せっかく、治したいのに通えば通うほどコリが悪化してしまう負のスパイラルから抜けだしていただきたいのです。

肩こり・首こりはつらいからマッサージを受ける、のではなく、マッサージに行く必要のない首・肩にするためのマッサージを受け、だんだんと受けなくても良い状態になっていく。これが本来あるべき姿でしょう。

 

先に申し上げたとおり、肩こりラボが行うのは計画に基づいた理学療法です。

あくまでも、通っていただくためではなく、通わなくて良いお身体になっていただくために施術をいたします。

 

急な痛み・緊急の場合、できるかぎり対応はいたしますので、その際はフリーダイヤル(0120-757-707)またはLINEにてご相談ください。

 

腰痛や五十肩などの肩関節痛、脚の痛みや不調も対象としている理由

しばしば、腰痛や脚の痛みもみてもらえませんか?とお問い合わせいただきます。

「肩こりラボ」という名前から、肩専門の施設と認識されるかもしれません。

つらいのは首や肩の凝りだとしても、首や肩のつらい部分だけをいくら揉んでも鍼を打ってもその症状の緩和しかできません。

血管・神経・筋膜が身体中に張り巡らされているように、体はすべて繋がっており、連続性があります。

肩こりや首こりといった、肩や首の慢性的な症状は、症状は首肩に現局していたとして肩・首だけに問題があるわけではありません。むしろ首肩以外に問題があるという場合が少なくありません。

 

例えば、足や腰が悪いから、姿勢が悪くなり、肩が凝るというパターン。

そもそも姿勢を支える筋力が無いため、姿勢が悪くなり、首や肩に負担がかかってしまうということもあります。

これらは、なんとなく想像できるのではないでしょうか。

 

肩こり・首こりは、その肩周辺の部位だけの問題ではないのです。

凝って辛い症状は、あくまで結果です。

身体の不調や機能低下のサインなのです。

 

では、身体のどこが不調を起こして肩こりを引き起こしているのか?それは、人によって様々ですし、引き起こしている原因はひとつではありません。

残念ながら、たった一つの原因で肩こりを引き起こされることはありません。肩こり・首こりの要因はいくつかあるのです。

たった一つの原因による肩こりは、ただの筋肉の疲労・筋肉痛による正常な肩こりです。放っておいても元に戻らない酷い肩こり・慢性的な肩こりはいくつかの原因が絡みあった状態なのです。

肩こり・首こりは、身体の様々な不調が「肩がこる」「首がこる」といった症状として表れた“結果”です。

問題は首や肩にあるわけではないのです。首肩以外に問題があるのです。

首や肩以外、全身の筋肉の構造を把握し問題を解決できる知識・スキル・経験が必要です。

首・肩・腰・足の筋肉の問題によるトラブルに対処出来なければ、慢性的な肩こりや首こりの解消、そして根本的な改善は不可能です。

 

五十肩になってしまったと諦めないでください

五十肩・四十肩でお悩みで、いざ病院にいったものの、なかなか痛みや関節可動域が改善しないケースが少なくありません。

痛み止めの注射も効かなかったり、リハビリも効果が感じられない・・・なんのための通院なのか疑問・・・このようにお思いになられている方は少なくないようです。

 

とりあえず痛いから何とかしてほしい、というお願いをされたら痛み止めの処置をする、のは適切です。

ですが、痛みは何とかしてほしいけれども、きちんと根本的に治してほしいとお願いする人は極めて稀でしょう。

 

肩の痛みは日常生活に支障をきたします。

ですから、とりあえず痛みだけでも何とかしてほしいと願うのはごく自然なことです。

 

五十肩・四十肩は痛みがでる動かせなくなる徐々に動くようになり、痛みも治まるといったように大まかに分けて3段階で進行します。これは放っておいても、ある程度はこの流れは変わりません。(放置した場合、3段階のどこかで停滞してしまうこともあります)

つまり、放置をしても、治療をしても、最終的には一旦は痛みがおさまるというのが四十肩・五十肩の特徴でもあります。

ただ、痛みが治まるまでどれくらいの期間がかかるかは個人差があり、数ヶ月の人もいれば2年以上の人もいます。

また、何もせず放置した場合、痛みは治まっても元の可動域まで回復しなかったり、以前のように腕や肩を自由自在に動かせなくなってしまうことがあります。

日常生活に支障はきたさなくとも、以前できていた動作ができなくなってしまうことがあるのです。

当院で行っている施術は、症状の緩和はもちろんなのですが、この3段階の期間の短縮とそれぞれに時期に合わせて適切な処置を行い、最終的に発症以前の可動域を確保する、これが当院の肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)に対する考え方です。

肩関節周囲炎でご来院される患者さんは痛みの症状が出ている・違和感を感じている初期症状の方がほとんどですので、この段階で適切な処置をすれば腕・肩を以前のように動かせるようになります。ただし、長期間放置してしまった場合は根治が困難になります。

一般の方からプロアスリートの方まで幅広く対応

首肩・足腰の問題だけでなく、日常生活における身体の動かし方・正しいストレッチ方法・筋力トレーニング指導・セルフケア方法までトータルサポートいたします。

当院ではプロのアスリート、アーティストのメンテナンス、コンディショニングも行っておりますが、一般の方の日々の運動〜トレーニングのサポートもお任せください。全米認定 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(NSCA-CSCS)・NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)の資格を有するセラピストがプロレベルのケアをお約束します。

  • マラソンが趣味でタイムを縮めたい
  • ジムでのトレーニングを効率よく行いたい
  • ダンスのパフォーマンスアップを図りたい
  • ヨガ教室に通っているのに、逆に体が疲れる・・・
  • ゴルフでスコアを上げたいが、練習してもよくならない

このようなご要望にも、しっかりお応えします。

パワープレートを本格的な運動療法機器として活用。面倒で大変なイメージの強い運動療法ですが、肩こりラボではあなたにフィットしたかたちで効率良く行います。

powerplate 6plus

powerplate6plus

アスリートの方やジムに行かれる方はご存知の方も多い「パワープレート」。一部の医療機関でも導入が進んでいる機器です。肩こりラボではプロ用のパワープレート®を設置しています。

 

パワープレートを用いてエクササイズをすることで、通常のトレーニングでは鍛えにくいインナーマッスル・体幹を超短期間で効率よく鍛えることが可能です。

そのため、筋力トレーニングが苦手であったり、抵抗感をお持ちの方には特にオススメです。

 

パワープレートは、フィットネスジムだけではなく、整形外科、産婦人科、循環器科などといった医療機関への導入も進んでいます。

そんなパワープレートにも短所がございます。それは、使いこなすには専門の技術・知識が必要な点です。パワープレートを効果的に使いこなすには、きちんとしたノウハウが必要なのです。

肩こりラボのセラピストは、全員パワープレート認定トレーナーです。パワープレート認定トレーナーが、あなたに最適な運動のプログラムを組み立てます。あなただけのカスタムメイドの運動療法でカラダ作りをサポートいたします。

「Power Plate®」およびロゴマークは、株式会社プロティア・ジャパンの登録商標です。

 

超音波療法

超音波療法は、深部を温める温熱効果と、急性期の怪我の治癒を促進する非温熱効果(音圧効果)があります。

超音波療法は、難治性の骨折の治癒を促進する効果が認められ、健康保険が適用されるようになっております。

骨折の治癒を早める超音波療法器を、肩こりラボでは導入しています。

肩こりラボでは、骨折の治療はできませんが、医療機器としてのポテンシャルに着目し、肘・膝・肩といった関節痛やスポーツ傷害のケアに応用しています。

超音波療法について

 

肩こりは歳のせい・仕方ないという常識を覆したい

肩こりに対する世間一般のイメージを変えたいと、肩こりラボは本気で思っています。

昔から人々を悩ませてきた肩こりですが、医療が進歩した現在においても、治らない症状に変わりはありません。

その場かぎりの緩和方法・一時的な解消方法ならいくらでもございます。緩和や解消は、まず必要とされますし必ず行いますが、それが全てではありません。

 

肩こりを治せる人がいなかった

 

これにつきると思います。

慢性的な肩こり自体への理解・認識自体が薄いのです。たかが肩こりくらいで・・・この言葉がすべてを物語っているでしょう。

決して簡単には、慢性的な肩こりの根本的な改善はできません。身体の状態だけでなく、生活スタイルも個々に異なるので、時間がかかったり、なかなか進まないケースもございます。

ですが、筋肉や筋膜の問題による肩こり・首こりでお悩みの方は、あきらめず希望をもっていたできたいのです。

 

肩こりラボは学芸大学駅前の小さな鍼灸マッサージ院

当院は東京都目黒区の学芸大学(東横線)の駅前にある鍼灸・マッサージ院です。

創業が2011年11月、学芸大学駅前に開院したのが2015年4月とまだ日は浅いのですが、学芸大学駅近辺の方だけでなく、都内近郊〜全国から患者さんにお越しいただいております。

ただ、少数精鋭のスタッフで運営している小規模の鍼灸・マッサージ院です。現実的に向き合える人数は限られております。そして、患者さん一人ひとりに対してのカスタムメイド治療のため、完全予約制です。

何となく肩が凝っているような気がするといった軽症の方から、どこにいっても治らないような、ひどい肩こりでお悩みの方、肩こり専門の外来をお探しの皆さま、是非一度ご相談ください。

 

肩こり・首こりでお悩みの方だけれども、当院にお越しになれない方に対して我々ができること。それは、メールやLINE、電話での対応、インターネット上での情報発信しかありません。

問診と姿勢を拝見することで、大まかな対処方法をお伝えすることができますが、実際に視て、触れなければ、わからないこともたくさんあります。

セルフケアで良くなる方もいらっしゃいますが、慢性的でひどい肩こり・首こりの解消には、セルフケアだけではどうにも難しく、直接的な施術が必要なケースも少なくありません。

そこで、あなたがお住まいのエリアでの治療院の選び方をまとめてみました。治療院選びの際、参考にしていただければ幸いです。

 

治療院の選び方

 

 

 

 

この記事を書いた人

丸山太地

肩こりラボ鍼灸マッサージ院代表。日本大学文理学部体育学科にてスポーツ医学を学び、在学中よりトレーナーとして活動。東京医療専門学校にて国家資格を取得。上海中医薬大学へ留学、解剖学実習修了。人体の構造を理解するために、日本大学医学部、千葉大学医学部の解剖学教室にて人体解剖について学ぶ。 <資格>鍼師・灸師・按摩マッサージ指圧師/厚労省認定臨床実習指導者/NSCA-CSCS/日本体育協会認定 スポーツリーダー/中学・高校保健体育教員免許/パワープレート認定トレーナー

タワシで背中や肩甲骨をゴシゴシ洗うと、血液やリンパの流れが良くなるだけでなく痩せるって本当?

タワシで背中・肩甲骨をゴシゴシ洗うと、褐色脂肪細胞が活性化されるんですか?

背中を入念に洗うことは、気持ちが良いということで、心の健康という意味でプラスに働くでしょう。

そもそもお風呂に入るわけですから血行は良くなります。褐色脂肪細胞については、医学的な観点から申し上げますと、肉体的な健康や美容との関連性があるとはいえません。

血液やリンパの流れが良くなって、健康や美容に良さそうなお風呂での背中洗いですが、肌をゴシゴシ洗うのは美容的にNGです。

ただ、洗い方次第で良い効果が期待できます。

褐色脂肪細胞について

まず、結論から申し上げますと皮膚への刺激と褐色脂肪細胞の活性化には関連性はありません!!

現時点で関連性を証明する研究報告はされておりません。

褐色脂肪は、脂肪であって脂肪ではない

褐色脂肪細胞は、”脂肪細胞”という名前ですが、あなたがイメージする皮下脂肪や内臓脂肪といった「脂肪=脂身」とは違うのです。褐色脂肪細胞は代謝高めて大きな熱を生み出す特殊な脂肪です。

脂肪は筋肉と相反する存在と思われていませんか?

褐色脂肪細胞は、機能的には「筋肉」に近いのです。

乾布摩擦やお風呂上りに冷水を浴びると体が暖かくなる理由

乾布摩擦や風呂上りに冷水浴びると体がポカポカしてきます。

乾布摩擦で体があったかくなるのは、背中をこすることによって褐色脂肪細胞が活性化されたからではありません。皮膚をこすることによって摩擦熱が生じるからです。熱で血流が増すということもあるでしょう。

冷水を浴びた後にポカポカするのは、冷水で急激に収縮した血管が、その後に拡張して血流が増えるからです。これは体本来に備わっている反射のひとつです。

褐色脂肪細胞が発動するのは生命の危機に瀕した時

褐色脂肪細胞がはたらくのは、体温が低下して生命の危険にさらされたときです。

冷水や冷気などの寒冷刺激が加わることではなく、低体温が活性化のスイッチとなるのです。

生活のなかで、褐色脂肪細胞が存在する肩甲骨付近を刺激して、「温かい」感じの何らかの反応が出るかもしれませんが、それらは褐色脂肪細胞とは全く関係がないのです。

褐色脂肪が豊富なのは赤ちゃんの時だけ

そんな褐色脂肪細胞ですが、これが体内に多く存在しているのは乳幼児です。生命を守るための細胞なのです。

赤ちゃんには褐色脂肪細胞が豊富
赤ちゃんには褐色脂肪がいっぱい

褐色脂肪細胞は、成長するに従って減少していき、成人とくに男性にはほとんど存在しないということがわかっています。完全に無くなるわけではないのですが極めて微量です。ですから増やしたり活性化できれば良いのですが(研究は進んでいます・・・)現時点での医学研究では、皮膚に刺激しても褐色脂肪細胞が増えるということは確認されていません。

注目すべき「色」は褐色ではなくベージュ

近年の研究により、褐色脂肪細胞と似た働きをもつベージュ細胞なるものがあるというがわかりました。ポイントは、褐色脂肪細胞とベージュ細胞は別物だということです。現時点で「ベージュ細胞は運動によって増加する可能性がある」とされています。ただ、これもあくまで可能性です。

動かずして代謝を高められればそれは理想的ですが、現実は甘くありません。

タワシなどで背中をこすることによって、褐色脂肪細胞やベージュ細胞にはたらきかけて、代謝を高めるといった説は間違いと言わざるをえません。

どんなに背中を刺激しても、疲れるのは腕ですから、腕の筋肉の運動には効果的といえるかもしれません。

katakori LABS study session 2018

本セミナーは、たくさんの鍼灸師の方々にご参加いただき無事終了しました。

人の健康に携わる仕事をされている方へ

ミライを想像できければ創造はできない

癒やしの本質ってなんでしょう?

マッサージ系の仕事をされている方は、その仕事を選んだ理由はなんでしょう?

簡単そうだから・・・きっとあるでしょう。でも「人々を癒やしたい」という目的は必ずあったはずです。

癒やしという言葉は、「癒やされる」に代表されるように、気持ちいい・安らぐ、といった意味合いで使われます。

実は「癒やし」という言葉は、割と最近出てきた新しい言葉

癒やすという動詞は昔からありますが、もともとは、癒えるという自動詞です。傷が癒えた、という言い方です。治癒やしたという表現も使いますね。

つまり「癒える」というのは「治る」とほとんど同じ意味です。

ただ、心の傷が癒えたという表現の場合、悲しみ・苦しみ・悩みなどが消えたという意味で、この場合は、「なおる」ではなく「おさまる」が妥当でしょう。

このように、癒やし系といった言葉が意味するようなニュアンスは、本来の「癒やし」とはちょっと違います。

「人々を癒やしたい」を突き詰めると・・・

必ず、壁にぶつかります。

癒やしを求めている人は、心・身体に何かしらの不調を抱えています。

その不調を取り除いてあげたい・・・

治してあげたいと思うのは自然なことです。

ですから、リラクセーションを追求されている方の多くは、身体に関する勉強をします。セミナーもたくさん開催されています。ですが、実際問題、現実は厳しいでしょう。

最終手段として資格取得のために学校にいくという選択もありますが、時間もお金もかかりますし、人生を左右する大きな決断ですから、あきらめる人の方が多いのではないでしょうか。

人を癒やすということを、一人で抱え込む必要はないし、抱え込むことはできない

人は一人では生きていけません。

生きるということは、社会の中で生きるということです。

自分自身の存在意義や個性は、まわりの環境がなければ無意味です。

世界は誰かの仕事でできている。

これは少し前のテレビCMでのキャッチコピーですが、人ひとりを癒やすためには、多くの人の力が必要なのです。

専門職の人はどうしても、なんでもかんでもやりたくなってしまいがちです。「専門」職なのにです。

これは、見てる世界・景色が狭いせいではないでしょうか。

なんでも抱え込もうとすれば、たいてい失敗・挫折してしまいます。

自分の無力さを知ることは素晴らしい

誰もが、自分で自分を褒めたい欲があります。

頑張ったから、できた!

自分のおかげで、うまくいった!

私ってすごい!

・・・これを仕事でやってしまうと危険です。

仕事は自分でなく「人のため」にするものです。

仕事で得られるものは自分のもの。

自分のためにするのは仕事ではありません。

何をやってもうまくいかないのは必要以上に自分を大きく見せたいから

挫折が人を成長させる、これは正しいと思います。

これは、自分自身の無力さを受け入れる、ということではないでしょうか。

こんな無力な自分でも、支えてくれる人がいる、頼りにしてくれる人がいる。

そう思えた時、人への感謝の気持ちが生まれます。

そして、相手が自分よりも大きな存在に感じるはずです。

人への感謝の気持ちがあれば、自分のすべきことがわかる

ありがとう・・・・というのは感謝ではなく、お礼です。

感謝とは、あって当たり前のことに対する気持ちで、お礼は人にしてもらったことに対するリアクション。

感謝の気持ちを持つことは、人の気持ちを理解するということなのです。

私たちひとりひとりがすべきこと

自分自身の力・能力をきちんと把握して、できる限り最大限の正しい努力をする。

それだけでよいのです。

つまり、最善を尽くすということ。

正しい努力をすれば、自分自身で大切なものが明確になり、今まで見えなかった人のよいところが見えてきます。

ただし、間違った努力は報われません。

正しく努力すれば、必ず結果はついてきます。

では、正しく努力するには何が必要でしょうか?

それは「考え方」です。

技術・スキルではありません。

知識・情報でもありません。

見たり聞いたりした情報、触れて感じたことの中にヒントはあります。

「考え方」は教わるものではない。

ここでいう「考え方」とはあなた自身のあなた独自の考え方です。

あなたが導き出すものです。

人を癒やすために何をすればいいのか、どんな技術・知識が必要なのか、そして、自分でできることは何なのか?それをきちんと把握しなくてはいけません。

癒やしに関わる様々な業種があります。

それぞれが役割分担をするべきと思いませんか?

鍼灸・マッサージ院として当院が行なっている「癒やし」とはフィジカル面、特に筋肉の問題の解決です。

当院ではリラクセーションの提供はできません。

痩身や美容効果のある施術もできません。

それらはその道のプロがやるべきです。

当院は、筋肉のプロフェッショナルとして、首肩の慢性的なコリを治すために、具体的に何を考え、何をしているのか、をお伝えします。

あなたが鍼灸師でしたら、きっと鍼灸師の持つ可能性が広がるはずです。

あなたが鍼灸師でなくても、鍼灸師にできることが理解できるでしょう。

そして、あなただけの「癒やし」を構築する上での「あなたの考え方」のヒントになるはずです。

私たちは肩こりをこう治す

Study Sessionプログラム

私たちは、肩こりをこう治す

  • 肩こりの定義
  • 肩こりの原因
  • 肩こりの病態生理学
  • 肩こりの評価法★
  • 肩こりを改善する方法(施術プラン・治療方法)

全て現代医学に則った内容となります。東洋医学的な内容やスピリチュアルな内容は一切ございません。

このページに記載してある「人はどう生きるべきか」といった自己啓発的な内容は本講演では触れませんのでご安心ください。具体的な内容のみとなります。

内容は若干変更となる場合がございます。

日程 2018年11月22日(木)17:30開場 18:00-20:30
講師 丸山太地(株式会社肩こり研究所 代表)
場所 鷹番住区センター 第1会議室
東京都目黒区鷹番3-17-20
東急東横線学芸大学駅 西口徒歩3分
受講資格 資格は特にございません。

医師・理学療法士・鍼灸師・あん摩指圧マッサージ師・柔道整復師をはじめとした医療従事者ならびに、目指している学生、リラクセーション・整体・トレーナーといった人の身体を良くするために仕事をされている方向けの内容です。

費用 一般 3,000円
学生 2,000円(当日学生証をご提示ください)
※飲み物をご用意してます
参加方法 先着順となります。
参加を希望される方は、下のボタンを押してメール送信してください。

定員になり次第締め切りますのでお早目にお申し込みください。

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この記事を書いた人

丸山太地

肩こりラボ鍼灸マッサージ院代表。日本大学文理学部体育学科にてスポーツ医学を学び、在学中よりトレーナーとして活動。東京医療専門学校にて国家資格を取得。上海中医薬大学へ留学、解剖学実習修了。人体の構造を理解するために、日本大学医学部、千葉大学医学部の解剖学教室にて人体解剖について学ぶ。 <資格>鍼師・灸師・按摩マッサージ指圧師/厚労省認定臨床実習指導者/NSCA-CSCS/日本体育協会認定 スポーツリーダー/中学・高校保健体育教員免許/パワープレート認定トレーナー

◯秒で肩こり知らず?すぐにできる!肩こり解消方法・・・それって本当?というの疑問にお答えします

当ページをご覧の方は、肩こり首こりで心底お悩みの方が多いと思いますが、中には肩こり“ぐらい”で・・・なんていうまだ我慢できる・まだまだなんとか大丈夫!というくらいの方もいらっしゃると思います。病気と同様、重度の肩こりよりも軽度の方が治りやすいわけで、セルフケアでなんとかしたいとお思いの方が勘違いしやすい肩こり情報をQ&A形式でアップしていきます。

肩こりを改善する方法編

肩コリ解消方法の嘘と本当

肩を毎日回せばこりは解消する説

やらないよりはやった方がいいかな、というのが正直なところです。

肩のこりを引き起こしている原因は、肩だけではないので、肩以外のコンディションが悪いままでしたら、こりが改善されたとしても一時的です。

肩を効果的に回すポイントは、肩甲骨を動かすことです。ただ、なんとなく肩を回すだけでは、肩甲骨はあまり動きません。肩甲骨が動くためには、肘の位置が耳よりも上にくるように回す必要があります。今、やってみてください。結構きついはずです。

四十肩・五十肩など肩関節に痛みがある場合は、無理をせず、痛みが出ない範囲で動かすようにしてください。

背すじを伸ばしていれば肩こりにならない説

バレエダンサーやホテルマンといったサービス業のような見た目の姿勢が美しい人に肩こりが多いのです。猫背になりがちなデスクワーカーにももちろん多いのですが、背筋を伸ばしていれば肩こりにならないというのは大きな間違いです。

直立で背筋を一直線にすると、本来のS字カーブを意図的に伸ばすため首や肩に負担がかかって疲れやすい状態になります。

肩こりを予防するための正しい姿勢と、見た目が美しい姿勢は異なります。肩こり予防の観点からの正しい姿勢に要点は大きく2つあります。

  1. 背骨がS字曲線を描くようにある程度の均一のたわみがあること

    多くの場合、腰は反り腰、背中は円背、首はストレートネックといったように不均等はカーブとなってしまっています。

  2. 体幹の筋肉で支えること

    身体を支えることに適した筋肉で支えること。具体的には殿部、腹部、背部の筋肉。多くの場合はこれらが弱ってしまっていて代わりに別の箇所で支えるようになってしまっています。その別の箇所というのが首肩や腰の筋肉=凝りができやすい筋肉なのです。

筋肉のこり=炎症なら冷やせばよい説

ズキズキと疼くような痛みなら冷やしたほうがよいです。

一般的に慢性的な肩こりであれば温めるのが正解です。ただし、温めることで一時的には軽減されるとはいえ、治ったわけではないので繰り返すことでだんだん慣れてしまいます。結果、こりが悪化する可能性もあります。

原因が様々であるのと同様、肩こりの症状の出方は様々で、肩こりの一言だけでは収まりません。

一般論として、「緊張感」や「ハリ感」の場合は温め、「痛み」であればアイシングがよいでしょう。症状が広範囲または一定エリアの場合は温め、ピンポイントの場合はアイシングが有効なことが多いです。

よくあるケースとして、首や肩の凝り、広範囲(一定エリア)の凝りがある場合の対処としては温め。一方、「痛み」として自覚する凝り、ズキズキ疼くような凝り、ピンポイントでつらい箇所がある場合にはアイシングが功を奏することがあります。

痩せれば肩こりが治る説

たしかに太っていると、姿勢が乱れやすくなりますし、上肢の重量も増えるため、それを支える首や肩の負担が増えて凝りが生じやすいコンディションにはなります。ダイエットをして肩こりが楽になるケース自体は間違いなくあります。

「痩せたら肩が凝らなくなりますか?」

これは、カウンセリングでよく質問されます。

痩せることで、首肩への負担が減り、それによってつらい首・肩のこりが解消されればよいのですが、太っていても肩こり知らずの人もいれば、痩せていても酷い首肩こりでお困りの方がいる、つまり、単に痩せれば良いかというとそうではないのです。

とにかくまずは痩せるように言われ、無理なダイエットをして、肩こりも特に治まらないばかりか身体を壊してしまうとなると本末転倒です。痩せれば何とかなるという考えは捨てて下さい。

首肩への負担を減らすために必要なのは体幹の筋力

首や肩の負担を減らすにはズバリ「体幹の筋力UP」です。体幹の筋肉(特にインナーマッスル)がしっかりと働くことでカラダを支えることができるのです。体幹がしっかりしていると正しい姿勢が無理なくとれるようになり、結果、首肩の負担が軽減します。

痩せている方はカラダをきちんと支える筋力が少ないために首や肩に負担がかかり凝ってしまいます。不適切なダイエットによって脂肪だけでなく筋肉まで落としてしまうと、かえって首や肩の負担が増えてしまい悪化をしてしまうということもありますので注意が必要です。

ダイエットにおいて大切なのは、脂肪は減らすが筋肉は減らさず、むしろ増やすことです。肩こりの原因は様々です。肥満が元となり負担がかかってしまっているなら、痩せることで肩こりが改善するかもしれません。ですが減量によってかえって悪化をしてしまうこともありますし、反対に痩せすぎが肩こりの原因になってしまうこともあります。

ですので、肩こりがひどくてダイエットを検討している方は、単に減量するのではなく、体幹の筋力を意識して取り組みましょう。そのためには食事制限だけでなく体幹のインナーマッスルを意識した運動が大切ですね。

筋力アップのためには様々なトレーニング方法があり、どれも一長一短です。体幹のインナーマッスルを鍛えてカラダを引き締め、しなやかなカラダを目指したい方にはパワープレート・トレーニングがオススメです。

肩だけ揉んでおけばよい説

肩こりは体全体のバランスが崩れて負担が方に集約された結果です。肩だけが原因ではありません。

正しい姿勢をキープするのがつらい人はバランスが崩れている証拠です。

背中や太ももの筋肉の硬直や衰えが原因になっている場合も多く、姿勢改善や運動不足解消などで意識せずに肩をもんでも意味はありません。

実際のところ、姿勢が悪いから肩が凝るだけでなく、肩が凝るから姿勢が悪くなってしまうということもあります。ですので、凝りのある個所をしっかりほぐして症状を解消するということは大切なことです。

肝心なのは、つらい箇所をほぐして一時的に症状が緩和したとしてもそれで良しとしないでいただきたいということです。凝りのある部分だけをほぐした場合、その時は楽になったとしても多くは時間の経過とともに戻ってしまいます。凝りをほぐす→戻る、ということを繰り返すうちに、刺激にも慣れていき次第に強いマッサージを求め、どんどん頑固な凝りになっていってしまいます。それは結局のところ慢性化を招いてしまうことになります。マッサージを受けて、はじめは1カ月効果が持続していたのに、最近は1週間持たなくなってきた・・・・いつの間にか通う頻度が増えてきた・・・というのに心当たりがある方は要注意です。

肩こりを根本的に改善するためには、凝りをほぐすこと=対症療法と、姿勢や生活習慣を正すこと=原因療法をセットで行うことが大切です。

冬のつらい首肩こり、首を温めればよい説

首を温めることで血流が改善して楽になることは多いのですが、首だけ温めるというのはオススメできません。

冬の寒い時期は、耳もあたためましょう。耳あての着用や、ニット帽を深くかぶる、フードをかぶる、マフラーの巻き方をアレンジするなど色々な方法がありますね。耳の中には、気圧の変化をキャッチするセンサーがあります。首と耳、神経・センサーが近いのです。首を温める場合、耳も一緒に温めましょう。

血流が増すことで痛みが増加してしまうこともあります。温めて痛みが増したり、つらさが増してしまったら、我慢せずに逆に冷やして下さい。押してダメなら引いてみろです。ひとつのやり方に縛られて我慢してより悪化・慢性化してしまう人が多いのです。温めてダメなら冷やす、冷やしてもダメなら温める、これは絶対に覚えておいてほしいポイントです。

 

 

「外人は肩こり知らず?」「肩こりで死んでしまうことがあるって本当?」「肩こりは働き盛りの人特有?」「親が肩こりだから自分も肩こり?遺伝なの?」といった肩こりにまつわる噂や説についてのQ&Aを以下にまとめました。

肩こりのウソ!?ホント??

 

 

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この記事を書いた人

丸山太地

肩こりラボ鍼灸マッサージ院代表。日本大学文理学部体育学科にてスポーツ医学を学び、在学中よりトレーナーとして活動。東京医療専門学校にて国家資格を取得。上海中医薬大学へ留学、解剖学実習修了。人体の構造を理解するために、日本大学医学部、千葉大学医学部の解剖学教室にて人体解剖について学ぶ。 <資格>鍼師・灸師・按摩マッサージ指圧師/厚労省認定臨床実習指導者/NSCA-CSCS/日本体育協会認定 スポーツリーダー/中学・高校保健体育教員免許/パワープレート認定トレーナー

大学の英語教科書の題材として肩こりラボのストレッチが取り上げられました。

以前、読売新聞にて「スマホ 時々ストレッチ」という記事で紹介された内容が、読売新聞の海外版であるThe Japan Newsで「Stretches for the digital age」として紹介されました。

The Japan Newsにkatakori LABSのストレッチが掲載されました

その英語の記事が、この度「ソーシャル・キーワード -メディア英語で社会を読み解く-Social Keywords」 (深山晶子 編著 三修社)という大学の英語教材のテキストで取り上げられました。

三修社 英字新聞を読めるようになるための教科書

現代っぽいテイストかつ海外の書籍のようなクールなデザインですが、なんと教科書です。一昔まえの教科書のイメージと随分違っていたので驚きました。

メディア英語で社会を読み解くというテーマの中で選出していただけたということは、スマホ時代だからこそストレッチの重要性が高まっている、便利になった分カラダへの負担が増していることが大きな社会問題であることの現れだと思います。

ソーシャル・キーワード -メディア英語で社会を読み解く-

ストレッチに興味のない学生さんでも、この教材をきっかけに、実際にやってみてほしいと思います。じっと座って勉強するよりは、声に出しながら書いてみたり、歩きながらやってみたりするほうが効果的と言われていますが、英語を聞きながら体を動かす、これは間違いなく効果的でしょう。

新聞社からの取材から始まり、このような形になるとは想像できませんでした。できるわけがありませんよね。だからこそ、治療はもちろんなのですが、時々いただく取材の機会も一回一回真剣に取り組まないといけません。機会はすべて繋がっています。

将来のためにできることは、結局、目の前のこと・現在できることを真剣に考えそして取り組むしかありません。

読売新聞社ならびに三修社の関係者の方々に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

三修社 大学教科書

 

 

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この記事を書いた人

丸山太地

肩こりラボ鍼灸マッサージ院代表。日本大学文理学部体育学科にてスポーツ医学を学び、在学中よりトレーナーとして活動。東京医療専門学校にて国家資格を取得。上海中医薬大学へ留学、解剖学実習修了。人体の構造を理解するために、日本大学医学部、千葉大学医学部の解剖学教室にて人体解剖について学ぶ。 <資格>鍼師・灸師・按摩マッサージ指圧師/厚労省認定臨床実習指導者/NSCA-CSCS/日本体育協会認定 スポーツリーダー/中学・高校保健体育教員免許/パワープレート認定トレーナー

筋膜リリースを解説します。

筋膜の正しい知識を知り、筋膜リリースの本質を理解する

筋膜きんまくリリース筋膜きんまくはがしといった言葉を目にする・耳にする機会が増えてきました。筋膜へのアプローチ自体は古くから実践されてますしはり・マッサージにおいては基本なので、新しいものではないのですが、ここ10年で一気に有名になりました。当院の患者さんからも「筋膜リリースをしてほしい」という要望をいただく機会は大変多いです。

肩こりの原因は筋膜にあり、筋膜のシワ・たるみ・癒着が問題である→筋肉をいくらほぐしても筋膜にシワやたるみがあれば肩こりは治らない、といった説明がガッテン・金スマといった人気テレビ番組で紹介されネット上にも情報が拡散されています。また、それと同時に肩こりの原因は肩以外にあるという説明も多くなりました。

肩こりの原因は肩以外にある説は正しいです。ただし筋膜だけで全てが解決されません。肩こりの原因は筋肉ではなく筋膜であるという説明が多いのですが筋膜は筋肉の一部です。筋膜のみへのアプローチは根本的な解決にはなりません。筋膜と筋肉を分けるべきではありません。筋膜と筋肉はセットです。これはとても大切なポイントです。

日本語の筋膜という単語の定義は定まっていない

筋膜はラテン語のFasciaを日本語にしたものです。ファシィアまたはフェィシャと発音するこのラテン語の単語は、ドイツ語でいうbunde、すなわち物を包んだり結び合わせたりする帯を意味します。Fasciaは日本語でいう筋膜にとどまらず、内臓の膜・骨を覆っている骨膜・関節を連結している靭帯じんたいや筋肉を骨とくっつけるけんまでも含まれます。筋肉に関する筋膜だけでも、筋内膜・筋周膜・筋外膜・筋上膜といった種類があります。これらも筋膜という一言で説明されてしまっています。

筋膜は魔法の言葉?

最近では四十肩・五十肩といった症状も筋膜に原因があるといった説明が目立つようになってきました。筋膜とよべる組織が多岐に渡りすぎているため、何から何まで筋膜という単語ひとつで説明されてしまっている、つまり間違ってはいないけど正確でもない。マスメディアで取り上げられることで誤解を与えていることだけは確かです。

今までと何も変わらないストレッチや体操もいつのまにか筋膜ストレッチ、筋膜体操といった名前に変わっています。筋膜は身体のあらゆる組織に存在しています。どんなストレッチでも運動でも筋膜は使われています。つまり何をするにしても筋膜へのアプローチはあるわけですから、嘘偽りではないのです。

Myofasciaは筋筋膜と訳されているのに、頭の筋がとれて筋膜リリースという言葉が広まってしまった

筋肉の筋膜を意味するmyofasciaという単語があり、日本語で筋筋膜といいます。myofasciamyoは筋肉のという接頭辞で筋肉の膜(fascia)ということです。「筋肉の筋膜」=「筋筋膜」、これがいわゆる筋膜を指す単語として正解・最適なのですが、筋筋膜は筋・筋膜となぜか分離された表記が少なくありません。筋肉と筋膜という並列の意味で説明している専門家もいらっしゃいます。

筋膜リリースという言葉はMyofascial releaseを日本語にしたものです。本来であれば筋筋膜リリースと訳されるべきだったのです。

このページでは筋肉を覆っている・包んでいる膜=筋筋膜(myofascia)を筋膜として解説していきます。

筋膜は古くからある人体解剖図に存在していない

残念ながら医学界では「筋膜」は無視されてきました。なぜ無視されてきてしまったのかといいますと、医学でもっとも重要なのは内臓・骨・筋肉といった“体の中身”だったからです。

人体の構造を学ぶ上での根幹は解剖です。筋膜は解剖の際に取っ払って捨てられてしまうものでした。

ですが人体についてはまだまだ解明されていない不明点が数え切れないほど多く、あまり注目されていなかった筋膜についての研究を進めてきた研究者たちがいました。その研究者たちのおかげで、近年、病気との関連が判明してきたのです。

これは鍼灸しんきゅう・マッサージにおいても大変意義があります。鍼灸・マッサージにおける筋膜へのアプローチは基本ではあるのですが、医学的な根拠・裏付けに欠けており経験則にしたがっている(これの最たるものが、当院では取り入れていませんが、いわゆるツボや経路といった考え方)部分が大きく、曖昧かつ確実でない情報をもとに行われているのが現実です。

はりを刺す・打つ、といった行為は鍼灸・マッサージの基本です。鍼は鍼師と医師のみが打つことができます。この鍼を打つ目的のひとつが、硬くなった筋膜の緩和です。

鍼を打つと筋膜が緩和する仕組み

硬くなった筋膜に鍼を刺すことで一時的に筋膜を壊します。膜に傷がつくわけですから出血します。出血するということは、その部分の血流が増します。血流が増すと硬くなった部分が柔らかくなります(たびたびテレビ番組などで紹介される筋膜リリース注射・ハイドロリリース注射は生理食塩水を注入して筋膜を柔らかくする方法ですが根本原理は同じ)。壊れた筋膜は新たに作られますが、硬くなっていない正常な筋膜が作られます(リモデル)。もちろんそれだけではないのですが、筋膜含めて「筋肉」であり、筋肉の外側・内側問わず必要な箇所に打つのが鍼です。

筋膜リリースは新発見ではないし画期的な方法でもない

硬くなった筋膜へ鍼を打つ基本的な処置以外にも筋膜へのアプローチ方法は、いろいろな方法があります。それこそマッサージやストレッチにも当然ながら筋膜リリースは含まれています。つまりアプローチ自体は新発見でもなんでもありません。あくまで、今まで分かっていなかった筋膜の果たす役割・機能が医学的に新発見であって、筋膜リリース自体は新発見ではないことをご理解ください。

今までわからなかったことが分かってきたということは、鍼の有効性が医学的に意味づけされる・理論づけされて認められる可能性があり、今後の研究に大いに期待しています。

筋膜が注目を集めるようになった理由を理解するために必要な知識

筋膜は「第二の骨格」「ボディスーツ」といった表現をされます。それはそれで正しいのですが、実際は分かりやすいシンプルなものではありません。

浅筋膜はボディスーツ

このような皮膚みたいなイメージをお持ちの方は多いかもしれませんが、厳密には違います。たしかにこのように皮膚のように体全体を覆っている筋膜はあります。その体全体を覆っている筋膜は、「浅筋膜せんきんまく」という名前の筋膜です。浅筋膜は皮下脂肪の中にあるので全身を覆っているといえるわけです。

人間の体は以下のように様々な筋肉があります。表から見えない部分にもたくさんの筋肉があります。

筋肉図

筋肉の数は膨大で、一つ一つ「○○筋」と名称があります。これらひとつひとつがそれぞれ膜で覆われています。これこそがメインとなる筋膜です。さらに、これらの筋肉同士も筋膜で連結されていたり、まとまったグループごとに筋膜で覆われ、そのグループ同士も連続性をもって繋がっています。浅筋膜ほどではないのですが、ある程度全身を包んでいるともいえます。

筋肉を包み込んでいる膜が筋膜と述べましたが、これを浅筋膜と分けるために深筋膜しんきんまくと呼びます。深筋膜の捉え方・定義は実際はバラバラです。深筋膜を筋内膜・筋外膜・筋周膜・筋上膜と名前がついているものの総称として解説されていたりしますが、ここではひとつのまとまった筋肉を覆っている外側の膜(筋上膜とも呼ばれます)を深筋膜とします。

筋筋膜の構造図

上図は、二の腕部分の断面図になります。赤い筋肉の塊の境界線となっている白い部分が深筋膜です。この図では6つの筋肉の境界線のように見えますが、6つそれぞれを深筋膜が覆っていており、隣接していることを表しています。骨も骨膜で覆われています。骨膜と深筋膜も隣接しているわけです。

実はこの深筋膜、一枚の膜のように見えますが、体の部位によって構造が異なるのです。

浅筋膜と深筋膜の違い

薄いピンクの層が深筋膜です。一つ前の二の腕の断面図で白くなっていた部分のうち皮膚に近い部分では3層になっているのです。手や足の深筋膜は3層構造となっていますが、胴体の胸やお腹では1枚の膜になっています。このように深筋膜といっても場所によって構造が異なります。

水色の層が深筋膜同士の滑りに欠かせない潤滑剤の働きをします。ヒアルロン酸を多く含んでいます。筋膜同士が滑ることで筋肉の収縮ができるわけです。筋膜は滑るものという認識はとても大切なポイントです。

先に示した筋肉の図のように筋肉の数は膨大です。膜といえば分かりやすいですが、実際はそれぞれを包んでいる膜の構造も複雑です。深筋膜は、筋肉一つ一つを包んでいるものの、部位によっては構造が異なる上に、それぞれの膜同士も繋がっている箇所が多く、シンプルに構造を説明するのは困難です。ですから膜という一枚のペラっとしたものよりはfasciaの原義である帯・包むものの方がイメージに近いといえます。

解剖学上、存在していないことになっている筋連結

筋肉だけを示している人体図は、実は深筋膜がない状態の図なのです。あくまで筋肉本体をわかりやすく示しているにすぎません。

このように筋膜は実在はするものの、昔からある解剖学の教科書にはきちんと載っていないのです。筋肉と筋肉のつながりは、筋膜同士の繋がりです。その繋がり(筋連結)が明示どころか一切排除された筋肉だけの図が、皆さまが目にする筋肉図です。ですから、筋膜に関することは現時点では「医学的根拠がない」とされてしまうのは致し方ないことなのです。

これが筋膜が整形外科の世界で「シンデレラ」に例えられるような「新発見」とされる理由です。また、病院にいっても治らないとされる要因のひとつともいえるかもしれません。

「筋膜リリース」とは筋膜をどのようにすること?

筋膜についての説明がながくなりましたが、本題の筋膜リリースについてです。筋膜リリースとは筋膜を異常な状態から正常な状態に戻すための技術です。

リリースという言葉から「筋膜を解き放つ」「筋膜を離す」といった膜をはがすかのようなイメージをお持ちになるかもしれませんが、異常な状態にある筋膜を正常な状態に戻すために行うのが筋膜リリースです。

筋膜を整えるといっても、元の状態を確認できない

よれたり、ねじれたりしている状態にある筋膜を整えるという説明も多く目にしますが、冷静になって考えてみて下さい。

どうやって確認しますか?

すっきりした!楽になった!という感覚で「効いている」「筋膜リリースすごい」と思い込んでいませんか?

普通のストレッチやマッサージ方法が、筋膜リリースという冠がつくだけで、特別な方法・画期的な方法ということになってしまっています。

そもそも、よれたりねじれたりしているとされる筋膜の状態自体を確認できません。よくテレビなどで紹介されるエコーによる筋膜の状態の確認は厚くなっている・硬くなっているといったざっくりしたレベルです。解剖しない限り筋膜の正確な状態はわかりません。筋膜の状態を確認するためだけに皮膚を剥がすわけにもいきません。

つまり現実問題、元の状態もよくなった状態も確認することは不可能です。確認は不可能でも、楽にはなったことは実感はできてしまいます。でもそれは一般的なストレッチや体操でも同じことです。

結合組織である筋膜の構造とは

筋膜は人体において「結合組織」に分類されます。結合組織の主な役割は、体の構造を支持すること、組織間の隙間を埋めること。筋膜は、筋肉と筋肉の連結・筋肉と骨の連結といった結合の主役なのです。筋肉を包み込むだけでなく配置を維持するために必要であることはイメージできるのではないでしょうか。

筋膜はメッシュ状の構造なのでセーターのようなものによく例えられます。ですが、セーターのような衣類の生地のように綺麗な均一なメッシュ状ではなく以下のような構造になっています。

筋膜はコラーゲンとエラスチンが主成分

よくある筋膜リリースの解説で、綺麗な格子状が崩れる・捻れる、といった説明がなされますが、それはあくまで分かりやすさに特化したイメージにすぎません。

上記画像のように筋膜は、コラーゲン線維とエラスチン線維が複雑に絡み合った構造で線維芽細胞せんいがさいぼうという細胞があります。線維芽細胞はコラーゲンなどを生み出す細胞です。コラーゲンはタンパク質で弾力をもっています。エラスチンもタンパク質でこちらは伸縮性があります。線維間はヒアルロン酸をたっぷり含んだ水分です。ですので膜という名前からサランラップのようなイメージを持たれるかもしれませんが、むしろ水分をたっぷり含んだ薄いシート状のスポンジとお考えください。女性が美容のためにお使いになるシートマスクに近いといえます。

ここで女性の方はお気付きの方もいらっしゃるかもしれません。筋膜の構造自体は皮膚の下にある真皮に近いのです。

筋膜が正常でない状態とはどんな状態?

筋膜が異常である場合、以下の3つの状態にあります。

  1. 潤滑剤(ヒアルロン酸)の凝縮化による膜間の滑走性不良→いわゆる「癒着」
  2. 細胞外基質中における糖タンパク質の脱水(ゲル化)と線維(コラーゲンとエラスチン)の高密度化による膜の圧縮→筋膜が硬くなる
  3. 組織損傷や慢性炎症、「癒着」と「硬化」の慢性化による膜の変性→筋膜が別の組織に変化(線維化)

このうち筋膜リリースによって改善が期待できるのは「癒着」と「硬化」の2つです。硬くなった筋膜を柔らかくするのはイメージできることでしょう。一方、癒着ですが、“筋膜はがし”という言葉や“リリース”という言葉から一般の方が連想するのはおそらく癒着の改善でしょう。ですが、恐らくほとんどの方がベリべりっと剥がすイメージを抱いているはずです。それは大きな誤解なのです。筋膜は滑るものです。癒着の改善とは、筋膜の滑りを良くすること、とご理解ください。

なお、線維化して別の組織に変性してしまったものは基本的には元には戻りません。

まとめますと、以下の2つが筋膜リリースの主な目的になります。

筋膜リリースの目的

  • 潤滑剤を元に戻して膜同士の滑走性を取り戻す
  • 線維の高密度化と基質のゲル化を解消して膜の伸縮性・弾力性を取り戻す

これらを達成するのために「水分補給」と「温度を高める」必要があります。

潤滑剤を元に戻して膜同士の滑走性を取り戻すために温度を高めます。潤滑剤であるヒアルロン酸は温度が上がれば潤滑機能が高まります。お風呂上がりに体の柔軟性が増すのはこのためです。運動前に体をあたためる・ウォーミングアップの目的も同じです。

いくら筋膜の滑りをよくしても、膜自体が硬くなっていてはいけません。筋膜の柔軟性・弾力性を維持するためには水分が必要不可欠です。水分を補給するために、筋膜に水分を届ける血液の流れが重要です。血流を増すことが水分補給になるのです。血流が増すと体温は上昇します。

The Japan Newsにkatakori LABSのストレッチが掲載されました

読売新聞の海外版であるThe Japan Newsにてスマートフォン時代のためのストレッチ方法を紹介

8月4日の読売新聞の海外版「The Japan News」でスマホ時代だからこそカラダに必要なストレッチの紹介をしていただきました。

Stretches for the digital age

この英語の記事は、6月22日の読売新聞の夕刊にて紹介していただきました「スマホ 時々ストレッチ」の記事の英語版になります。記事の中で紹介しているストレッチは肩こりラボでも治療の一環として行なっているストレッチ方法の一部です。

スマホ時々ストレッチ

記事の写真でモデルをつとめているのは、当院の吉野鍼灸師です。

読売新聞 ONLINE

 

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丸山太地

肩こりラボ鍼灸マッサージ院代表。日本大学文理学部体育学科にてスポーツ医学を学び、在学中よりトレーナーとして活動。東京医療専門学校にて国家資格を取得。上海中医薬大学へ留学、解剖学実習修了。人体の構造を理解するために、日本大学医学部、千葉大学医学部の解剖学教室にて人体解剖について学ぶ。 <資格>鍼師・灸師・按摩マッサージ指圧師/厚労省認定臨床実習指導者/NSCA-CSCS/日本体育協会認定 スポーツリーダー/中学・高校保健体育教員免許/パワープレート認定トレーナー

美ST 8月号「ビューティー覆面調査隊」でご紹介いただきました。

40代の女性向け雑誌「美スト」(光文社)に「行くよ!! ビューティ覆面調査隊!!」という人気コーナーがあります。名前の通り、覆面調査です。

当院にいらっしゃった患者さんの中に、覆面調査の方がいらっしゃったのですが、当然当院では把握できておりません。その覆面調査の方からの情報を元に取材を受け、今回掲載されることになりました。雑誌編集部も、どの覆面調査員なのかは分からないとのことで、覆面調査で本当にいいお店・サロンを紹介したいという本気度に驚きました。

当院では、一般の方も、知名度のある方も、いち患者さんとして、別け隔てることなく、真剣に向き合っております。ですので、今回の覆面調査で取材を受けたことは、誌面で紹介されるということよりも、スタッフが患者さんに対して本気で治療に臨んでいるということが確認できたという点で、大変うれしい出来事でした。

基本的に、当院は、有料での広告は行いませんので、このような形で、メディアで紹介されることは願ってもないことでございます。

肩こりの原因となる要素は複数あり、それらは複雑に絡み合っています。その中でもっとも大きな要因は筋肉です。骨ではありません!

姿勢が悪い、歪んでいる、と言われればなんとかしたいと思うことでしょう。ですが、人間の内臓は左右対称に配置されていないですし、手足の長さがぴったり左右同じ人なんて存在しません。骨盤矯正に代表される「ゆがみが諸悪の根源」説はもっともらしそうに聞こえますが、人間の体を支えているのは骨ではなく筋肉であるという点をまずご理解ください。

マンションやアパート、家といった建物を支えているのは柱です。人間の場合、柱にあたるものが骨ともいえますが、建物と人間は構造が根本的に違うのです。建物は動きませんが人間は動きます。

人間に限らず動物の骨格だけを組み立てても自立は不可能です。バラバラになります。骨だけの人体模型なんて実際にはありえません。ですが、建造物は、その骨格とも言える柱だけでも自立します。建設中のビルの鉄骨だけの状態はよく目にすることでしょう。

人間の体を支えているのは筋肉です。筋肉の外側に筋膜という結合組織があるのですが、この筋膜が全身を包み込むように複雑に連なっています。

katakori LABSは筋肉のプロです。

「筋肉が原因の肩こり」「筋肉の異常による肩こり」・・・といった症状の方に対して「肩こりは治るもの」と自信をもって言い切ります。治療方法自体は確立しました。しかし、現状に満足することなく、より短期間で、さらに効果的な治療を確立できるよう日々精進する、常に探求・研究する・・・katakori LABSは常に上を目指してまいります。

 

 

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この記事を書いた人

丸山太地

肩こりラボ鍼灸マッサージ院代表。日本大学文理学部体育学科にてスポーツ医学を学び、在学中よりトレーナーとして活動。東京医療専門学校にて国家資格を取得。上海中医薬大学へ留学、解剖学実習修了。人体の構造を理解するために、日本大学医学部、千葉大学医学部の解剖学教室にて人体解剖について学ぶ。 <資格>鍼師・灸師・按摩マッサージ指圧師/厚労省認定臨床実習指導者/NSCA-CSCS/日本体育協会認定 スポーツリーダー/中学・高校保健体育教員免許/パワープレート認定トレーナー

VOGUE JAPAN 7月号にご紹介いただきました。

VOGUE
vogue-201507

女性のお体の悩みNo.1は「肩こり」です。

女性の大半は、肩がこっているという自覚がおありだと思います。

働く女性の場合、デスクワークの方は特に顕著でしょう。

ヴォーグ・ジャパンの7月号の特別付録は「働く女の磨き方」という特集です。

当院はあくまで治療院。肩こり・首こり・腰痛といった症状の根治を患者さんとともに目指す場所です。女磨きという言葉の面でいいますと、姿勢や歩き方の面ではお力になれると思います。何よりも、悩みを抱えていては輝くものも鈍ってしまいます。その悩みの1つを解消を全力でサポートいたします。

当院では施術者から患者さんへの一方的な治療・指導ではなく、個々の患者さんのおかれている状況やお考えを最大限尊重し共に治していこう!というスタンスです。

当院は、雑誌への有料広告・有料の掲載依頼は一切行っておりません。

肩こりラボでは、施術者が患者さんお一人お一人へ寄り添い親身な対応を心がけています。その結果、患者さんが「大切な人には紹介したい」、そう思っていただけることを目指しています。

 

 

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この記事を書いた人

丸山太地

肩こりラボ鍼灸マッサージ院代表。日本大学文理学部体育学科にてスポーツ医学を学び、在学中よりトレーナーとして活動。東京医療専門学校にて国家資格を取得。上海中医薬大学へ留学、解剖学実習修了。人体の構造を理解するために、日本大学医学部、千葉大学医学部の解剖学教室にて人体解剖について学ぶ。 <資格>鍼師・灸師・按摩マッサージ指圧師/厚労省認定臨床実習指導者/NSCA-CSCS/日本体育協会認定 スポーツリーダー/中学・高校保健体育教員免許/パワープレート認定トレーナー

フィガロジャポン(2014年6月号)にてご紹介いただきました。

フィガロジャポン6月号
アマゾンで注文

4月20日発売のFIGAROジャポン6月号の別冊付録「カラダにいいアドレス43&メソッド24」にkatakori LABSが掲載されました。

フィガロ6月号は「心とカラダに♥効くフィガロ」特集です。本体の特集「しあわせな部屋とヘルシーな暮らし」と併せてお読みいただければ幸いです。

別冊付録は「保存版  どこに通ってる? 何をやってる?」が1冊にまとめられたものです。

当院は、オススメするメソッドである「腹横筋呼吸法」を紹介していただきました。他にも様々な健康なカラダためになるセルフケア方法が掲載されておりますので、永久保存版として末永く活用できると思います。

フィガロに掲載

是非、チェックしてみください。

効果抜群1分でできるかんたん肩こりストレッチ

 

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肩こりラボ鍼灸マッサージ院代表。日本大学文理学部体育学科にてスポーツ医学を学び、在学中よりトレーナーとして活動。東京医療専門学校にて国家資格を取得。上海中医薬大学へ留学、解剖学実習修了。人体の構造を理解するために、日本大学医学部、千葉大学医学部の解剖学教室にて人体解剖について学ぶ。 <資格>鍼師・灸師・按摩マッサージ指圧師/厚労省認定臨床実習指導者/NSCA-CSCS/日本体育協会認定 スポーツリーダー/中学・高校保健体育教員免許/パワープレート認定トレーナー