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肩こりラボの新型コロナウイルス感染症対応ならびに予約受付につきまして

2020年4月18日 現在
肩こりラボは、新型コロナウイルス感染症対応として3つの「密」を防ぐために予約枠の制限縮小、標準予防策に准ずるできる限りの感染防止対策をしたうえで、現在も予約の受付を行なっております。

具体的な対応につきましては以下にて解説しております。

はじめに

首都圏を中心に、日本全国で新型コロナウイルス感染症が蔓延しています。4月7日に首都圏で発出された緊急事態宣言が、4月16日には全国に拡大されました。

大前提として、国や各都道府県からの要請に従い、不要不急の活動を自粛するというのが原則です。これ以上の感染拡大防止と早期収束のために、個々が意識を高くもって行動することが求められています。

 

一方で、医療、物流、生活必需品販売、金融、通信、消防などに従事する方々には、多大な負担がかかっているという実情があります。このような方々は、休みたくても休むことができず、疲労困憊でも仕事を続けなければなりません。仮にぎっくり腰になってしまったとしても、休むことができる状況ではないでしょう。

また、多くの人は、日々の活動を自粛していますが、このような状況下であっても個々には生活があり、在宅での仕事、家事、育児など一定の社会活動を続けなければなりません。

テレワークにより普段と異なる環境・PCで仕事をすることで「(普段はそこまでじゃなくても)今だからつらい!!」という声を、最近はしばしば耳にします。普段と異なる環境、仕事に適していない環境で仕事をしなければならないのは、普段以上に疲れますし、ストレスも溜まることでしょう。

 

凝りや痛みで命に関わることはありません。多くの方にとって治療はそこまで重要ではないかもしれません。ですが、一部の方の生活において筋肉や筋膜に対する治療は「重要」であり、今痛い方・今つらい方にとって治療は「急ぎ」で必要となります。

「コロナ疲れ」といわれるように、こような情勢によって心身共に疲労しまっているという方もいらっしゃると思います。疲労の蓄積による凝りの場合は、まずはYouTubeでご紹介しているセルフケア体操など、自宅でできる対処法をご提案しています。ところが、セルフケアではどうにも解消されないという方も一定数いらっしゃいます。

 

鍼灸・マッサージは「社会生活を維持するうえで必要な施設」に該当

東京都防災ホームページの「東京都緊急事態措置に関する情報(令和2年4月17日19時00分発表)」 におきまして、鍼灸・マッサージは「社会生活を維持するうえで必要な施設」に該当し、病院や診療所等と同様に適切な感染防止対策の協力を要請と発表がありました。

現在、肩こりラボは、休業要請施設には該当しておりません。

したがいまして、
人と人の接触を極力少なくし、3つの「密」を防ぐために予約枠の制限縮小、そして、標準予防策に従ったできる限りの感染防止対策をしたうえで、予約の受付を行なっております。

 

当院が行う感染防止対策9つ

治療院という特性上、感染症防止対策をするのは当然の義務と考えております。そのため、新型コロナウイルス感染症に対してだけでなく、平時から入念に行ってきたことではございますが、今一度見直しをし、強化徹底をしています。

 

最近になり「行きたいけど不安、どのような対策をしているか教えてほしい」というお声をいただくことがありましたので、この度WEBサイト上でもお知らせすることにいたしました。

 

当院では、予約枠の制限縮小と、標準予防策に准ずるできる限りの感染防止対策を行なっております。詳しくは以下となります。

  • 標準予防策(スタンダードプリコーション)とは、すべての人に分け隔てなく行う感染予防策で、感染症の有無にかかわらず、すべての人の汗を除く、血液、体液、排泄物、創傷のある皮膚、及び粘膜には感染性があると考えて扱うこと。具体的な実施事項としては、適切な手指衛生 、適切な防護用具(マスク等)の使用 、呼吸器衛生(咳エチケット)、周囲環境対策 などがある。

① スタッフの検温と体調管理

全スタッフが、毎朝出勤前に自宅で検温を行います。37.5℃以上ある場合は出勤を禁止しております。熱が無くても、体調不良を自覚する場合は出勤を停止します。現在、スタッフ内に該当者はおりません。

 

② 常時マスク着用

全スタッフが常時サージカルマスクを着用しております。マスクが感染経路とならないよう、取り扱いに細心の注意をしています。

原則患者さんもマスクを着用して治療をお受けいただいております。(マスクの提供は行っておりませんのでご了承くださいませ)

 

③ 手洗いならびに手指消毒の徹底

スタッフは、これまでよりも頻度を高め、丁寧に細部まで時間をかけて洗うようにしています。ハンドソープでの揉み洗い10秒以上+流水洗浄15秒以上を2クール。その後にエタノールでの消毒を行います。また、患者さんに触れる前にはエタノールにて手指消毒をします。

尚、患者さんにも入念に手洗いをお願いしております。ご来院いただきましたら、まずは手洗いにご協力いただいております。また、各所にエタノールを設置してありますので、随時手指消毒をお願いしております。

 

④ 手が触れる箇所の消毒

ドアノブ、ウォーターサーバーのコック、各スイッチ、各種備品、ベッド、枕、治療器具を、一度使用する度に70%エタノールで消毒しております。

 

⑤ 24時間換気

常時換気扇を稼働させており、定期的に窓と扉を開放しての換気を行なっております。

 

⑥ 予約枠の制限・縮小と「密閉」「密集」「密接」の防止

ソーシャルディスタンスを配慮し、極力、患者さん同士、スタッフ同士が密集対面しないよう、予約枠を制限かつ縮小し、導線を工夫しています。

  • 当院は、各治療ブースが独立しており壁で仕切られています。半個室(天井が空いておりそれ以外は完全個室同等)と完全個室(換気可)がございます。
  • 完全予約制のため平常時から基本的に患者さん同士が密集、密接する状況にはなりません。
  • ご予約時にお申し出いただくことで、治療を受ける環境(完全個室あるいは半個室)のご希望に応じてご案内することも可能です。ご来院後に、環境をご覧になってからご変更いただくことも可能です。(予約状況によります)

⑦ 直前のキャンセル・変更への対応

通常、ご予約のキャンセルや変更は、予約日前日の午前中までにお願いしておりますが、患者さんが体調不良をご自覚された場合は、当日または直前の場合でもキャンセル料や変更料は無しで承ります。

 

⑧ 患者さんの体調に応じた対応

ご来院いただいた際に、風邪症状が見受けられた場合には、検温をお願いしています。検温の結果、37.5℃以上の発熱が見受けられた場合は、治療を見送らせていただきます。尚、熱が無く、風邪症状のみの場合でも見送らさせていただく場合がございます。

 

⑨ 治療環境の見学可

はじめてご来院される方など、ご不安がある方は、院内の状態を実際にご覧になってから治療を受けるか検討していただくことも可能です。

突然のご来院にも極力お応えいたしますが、ソーシャルディスタンスの配慮や応対スタッフ確保の関係上、すぐのご対応ができないこともございます。ご来院に際しまして、電話・LINE・メールにて一度お問い合わせいただけますと幸いです。

 

肩こりラボでの治療状況

病院では異常がなくとも、「痛みや凝りがつらくてたまらない」「日常生活がままならない」という方、治療やリハビリの途中で、今が大切な時期という方 は少なくありません。

肩こりラボには、重度の凝りや痛みによって日常生活に支障をきたしている方、社会復帰のため・人生をかえるために治療をしている方、手術後のリハビリをしている方、プロアスリート、プロダンサーなど、”治療が必要な方”がご来院しています。

常に変化している状況に対して臨機応変に、私たちにできる限りの対策と対応をしていく所存です。

 

さいごに

繰り返しとなりますが、今は不要不急の外出を自粛すべき時です。

今のご自身の状態が”不要不急”である場合は、ご自宅でのセルフケアにてお過ごしください。新型コロナウイルス感染症問題が落ち着きましたら治療しましょう。

一方、医療、物流、生活必需品販売、金融、通信、消防などに従事する方々は、遠慮なくご連絡ください。皆さんが頑張ってくださっているおかげで今社会がまわっています。私たちのできることでお力になれたらと考えております。

今つらくてたまらない方、痛みがある方は、まずはセルフケア [ 首肩の痛みに効く!!肩こり解消ストレッチ〜正しいストレッチ方法を解説 ] をお試しください。

それでも緩和されない場合、仕事が手に付かない、眠れないなど日常生活に支障をきたしてしまっている場合は、それは不要不急な状態ではないでしょう。早期改善のために、一度お問い合わせいただけたらと思います。

どうぞよろしくお願いいいたします。

 

【参考】

東京都防災ホームページ

第20回 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議資料

 

 

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執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
何事にも理由があります。
「なぜ」をひとつひとつ掘り下げて、探り、慢性的な痛み・不調からの解放、そして負のスパイラルから脱するためのお手伝いができたらと考えております。


慢性的な肩こりが4回でゴールに至ったケース|ケースレポート

概要

就職して仕事をするようになってから肩こりに悩むようになった。はじめはマッサージで緩和されていたがだんだんと効果を感じられなくなってしまった。毎日肩こりがつらく、慢性化してしまっている。

S様 / 東京都在住 / 23歳 / 女性 / 事務職

 症状

首から背中にかけての広範囲のこり、痛み

状態

学生時代からバレエ、テニス、アーチェリーなど、様々な運動を行なっており、今までは肩こりとは無縁だった。

大学を卒業・就職し、身体を動かす習慣が少なくなり、デスクワーク中心の生活になった。仕事をはじめて1〜2ヶ月ほど経ってから、首の後ろから肩甲骨の間にかけて、こりや痛みを感じるようになった。

仕事では長時間パソコンと向き合っている。始業してすぐはまだましだが、時間の経過と共にだんだんと首から背中にかけてつらくなり、終業時には痛みに近い状態になってしまう。毎日このようなサイクルが続いている。ストレッチなどで体を動かすと少しは緩和するが、続けても改善はしていない。

だんだんとひどくなってきたので整形外科で診てもらったが特に異常はないと言われた。つらくなったらリラクセーション施設などで、ほぐしてもらうということを続けてきた。

リラクセーションに通い始めたころは施術を受けるとほぐれる感覚があり、ラクになっていたが、通っているうちにだんだんと効果を感じにくくなり、直後もあまり変わらなくなることが増えてきた。最近ではマッサージを受けている時は気持ちが良いが、症状が解消されなくなってきてしまった。

猫背になってパソコンをしているのがいけないと思い、姿勢を正すが、肩こりがラクになる感じがせず、かえって腰が痛くなってしまう。

このまま仕事や日常生活に支障をきたすと感じて治療を検討し、ご来院。鍼の経験はなく、少し恐怖感はあるが、治るならば挑戦してみたい。

見立て

まず、医療機関で異常がないことが確認されており、初診時にも神経症状や他の疾患が想定される症状が見受けられなかったため、病気が元の肩こり・首こりではないということを前提とした。

触診をしたところ、自覚症状のある後頚部 (首の後ろ)から 肩甲骨の内側の筋肉に、著しい過緊張が見受けられた。

全体の筋肉や関節可動域を調べたところ、臀部からハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)の緊張が強く、他の関節と比べて、股関節の可動域だけが著しく低いことが判明した。

股関節の可動域が低いと、座っている時に骨盤が後ろに倒れやすく(後傾しやすく)なり、正常な位置に保つことが困難となる。骨盤が後傾位になると、猫背となり、長時間のパソコン作業中に首が前に出た姿勢を続けることになってしまう。姿勢を正すと腰が痛くなってしまうのは、後傾位になっている骨盤を無理に前傾位(骨盤を立たせた状態)にさせようとして、腰に負担がかかってしまっているからと考えられる。

また、上背部の脊柱起立筋、腹横筋、大殿筋の筋力が低く、正しい姿勢を保とうとしても、体幹で支えることができず、首や肩の筋肉を力ませてしまっていることも見受けられた。

このようなことから股関節の関節可動域の低下と体幹筋力の低下により正しい座位姿勢保持が困難になり、首や肩の筋肉に負担をかけてしまっていることが、T様の肩こり・首こりの主な原因ではないかと考えた。

デスクワークによる首肩の負担と症状の程度に関連性があるため、日中の仕事時にいかに首肩への疲労を減らせるかがポイントとなる。

首肩の筋肉個々にアプローチをしてきちんと凝りをほぐして症状の緩和を図ること。そして根本的な改善のためには、ほぐすだけではなく、正しい姿勢を長時間保つための運動療法が重要と見立てた。また仕事環境への工夫により負担軽減も必要であると考えた。

治療

慢性的な症状の解消のために、対症療法として、筋緊張が特に強い首肩の筋肉(頭半棘筋、僧帽筋)に対して3D鍼治療を行い、首肩以外の全身の緊張を緩めるために頭から足までIDマッサージを行った。

原因療法としては、姿勢改善のための運動療法を行った。

運動療法で改善したことは主には以下3点

  1. 座っている際に骨盤を正しい位置で保持できるようにすること。
  2. 首肩ではなく、背中の筋肉で姿勢を維持できるようにすること。
  3. 姿勢維持のために股関節と胸椎(背骨)の可動域改善と背部筋(脊柱起立筋)の強化

この3点を改善するために、ストレッチと自重での筋力トレーニングを行った。

 

1回目の治療で、一番つらい状態から半分以下まで症状の程度が軽減した。NRS 10→4。
※NRS:Numerical Rating Scale。痛みを「0:痛みなし」から「10:これ以上ない痛み」までの11段階に分け、痛みの程度を数字で表す評価方法。

その後、一週間毎に治療を行い、順調に症状の程度が軽減し、4回の治療で常にあった自覚症状が無くなった。NRS 4→0。

4回治療を行い、日常生活に問題を感じなくなったため、T様の意向により肩こり治療はゴールとなり、卒業となった。

 

一ヶ月後、改めてT様から連絡があった。

その後具合は良好だが、今よりも仕事が忙しくなったとしても正しい姿勢をキープできる身体にしたい、そしてバレエ も再開したい、という気持ちになったため、さらなる改善を目指して治療を行いたいとのことだった。

症状がつらいということはないので、今回はトレーニング中心の治療にて再スタートをすることになった。トレーニングは7~10日に一度の頻度で一回30分間、自重負荷を中心とした内容のメニュー行なっている。

日々の生活のなかで肩こり・首こりに悩むことは無くなったが、疲労をためないよう、8週に一度全身のメンテナンス治療を行なっている。

初診から一年が経過した今も、良好な状態をキープしている。バレエ もはじめることができ充実した生活を送ることができている。

コメント

T様はつらい首肩こりに悩まされていましたが、わずか4回の治療でゴールとなりました。通常、慢性の肩こり・首こりでは半年〜1年ほどかけてゴールとなるケースが多いのですが、なぜこんなにも早くゴールに至ったのでしょうか。

T様は、首肩こりが慢性化し始めてから半年以内と早期に来院されました。そのため、ご自覚的にはとてもおつらい状態でしたが、他の慢性例と比較した場合、比較的具合が軽度であり、対症療法として鍼マッサージにて該当する筋肉にきちんと対処することで早期に症状が軽減したと考えられます。

言い換えれば、深層部の「こり」までくまなくほぐせていなかったために、常にこりが残ってしまっている状態になり、症状の慢性化につながってしまっていました。

マッサージで緩和しないほど慢性化してしまっていましたが、発症から早期に治療が開始できたこと、3D鍼治療が著効したこと、この2点が少ない回数でのゴール到達に至った要因であると考えられます。

原因療法として改善すべき関節可動域や筋力といった点では、4回終了時点ではまだ要改善な状態ではありましたが、数回のトレーニングで首肩に負担のかかりにくい身体の使い方のコツを掴めたため、正しい姿勢が身につき、日常生活での負担軽減に結びついたと考えられます。

4回終了時点では、特に原因療法がまだ不完全だったため、当院の定める「ゴール」には至っておりませんでした。ですが、T様にとっての問題だった「慢性的な状態」が解決されたため、ゴールになりました。私たちはこれで良いと考えております。治療は患者さんの抱える「問題」を解決するために行うものですから、ゴールは私たちの定めるものを強要するのではなく、個々によって異なるのが自然です。私たちは一日でも早く、一回でも少ない回数で患者さんにとってのゴールに到達できますよう力を尽くすのみです。

T様におかれましては、さらなる改善のために、一度卒業した後に、再スタートをすることになりました。慢性的な症状が改善し、気持ちも前向きになり、体を動かす意欲も湧いたようで何よりです。

 

 


執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
何事にも理由があります。
「なぜ」をひとつひとつ掘り下げて、探り、慢性的な痛み・不調からの解放、そして負のスパイラルから脱するためのお手伝いができたらと考えております。


【制作協力】Nintendo Switch「Fit Boxing」× KatakoriLabs 〜肩こり改善効果アップのストレッチ YouTube動画公開〜

この度、Nintendo Switch用ソフト「Fit Boxing」を発売中のイマジニア株式会社と、肩こり改善効果アップの為のストレッチ動画を制作いたしました。
2020年4月16日より、イマジニア社の公式YouTubeにて無料公開されております。
当ページの最後から本動画をご覧いただけますので、是非チェックしてみてください。

 

Fit Boxingとは

「おうちで爽快、エクササイズ。」をキャッチコピーとしたNintendo Switch用ソフト。

人気声優がボイスを担当するゲーム内のインストラクターに直接指導を受けながら、Joy-Conを使用してリズムゲーム感覚でパンチを打ち分けるボクシングエクササイズゲーム。

Fit Boxing 公式HP

 

動画について

本動画では自宅にいながら、誰でも簡単に行うことができ、肩こり改善効果が期待されるストレッチをご紹介しています。

テレワークや外出自粛による慣れない環境での仕事やストレスで、肩こり・首こりがつらくなってしまっているという声を耳にする今、Fit Boxingのプログラムと本動画のストレッチを組み合わせて行うことで、肩こり・首こりの緩和、運動不足やストレス解消の一助となりましたら幸いです。

動画内のストレッチはどれも簡単に実践できますので、おうち時間に是非お試しください。

 

動画収録内容

<ストレッチ収録内容>

大腿四頭筋のストレッチ

ハムストリングスのストレッチ

背中のストレッチ

タオルストレッチ

体幹ひねり

 

ストレッチのほか、ヒップアップやぽっこりお腹改善に効果的な筋力トレーニングも収録。

<筋トレ収録内容>

ぽっこりおなか対策筋トレ

ヒップアップ筋トレ

大胸筋&全身を鍛える腕立て伏せ

 

ストレッチ動画のご案内

2020.4.16公開

IMAGINEER公式YouTube

Fit Boxing × katakoriLABS 肩こり治療のプロが解説する肩こり改善効果アップのストレッチ

 

 

 

Fit Boxing 公式Instagram

Fit Boxing 公式note

イマジニア株式会社 公式Twitter

フィットボクシングジャパン 公式Twitter

 

 

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執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
何事にも理由があります。
「なぜ」をひとつひとつ掘り下げて、探り、慢性的な痛み・不調からの解放、そして負のスパイラルから脱するためのお手伝いができたらと考えております。


体が柔らかいのに慢性的な首こり・肩こりにお悩みのケース|ケースレポート

概要

柔軟性が高く、体が柔らかいにも関わらず、慢性的な首こり・肩こりが長年治らなかったケース

T様 / 東京都在住 / 女性 /54歳 / 専門職

症状

・首こり
・肩こり

状態

20年ほど前から慢性的に首こり・肩こりに悩まされている。

臨床心理士の仕事をしており、カウンセリング、セミナーなどで長時間座り続けたり、立ち続けることが多い。

これまで、つらい時は鍼やマッサージを受けに行っていた。首肩をほぐすと楽になるが、二週間ほどすると再びこりを感じ始める。施術を受ければ楽になるが、二週間以上は効果が持続しない。

モダンバレエ、テニスなど日常的に運動は行っている。運動すると首こり・肩こりは少し楽になる。

見立て

僧帽筋、頭半棘筋、頭板状筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋など、つらさを感じている部分と一致して筋肉の緊張がみられる。

また、脇の下(広背筋など)や胸の筋肉が過緊張しており、それにより肩が前に出てしまう、いわゆる巻き肩の姿勢となっている。そのため、背中が丸まり首や肩の筋肉が持続的に伸ばされる状態となってしまい、負担が常にかかってしまう。

柔軟性が高く、各関節の可動域は広いが、姿勢を支えるための筋力(脊柱起立筋、腹横筋、大殿筋など)が不足しており、こりやすい僧帽筋や首の筋肉で支えてしまっている状況。

まずはしっかりとこりをほぐしつつ、徐々に原因部分の改善を行う。脇や胸の筋緊張を緩め、巻き肩の改善を目指す。次いで姿勢維持のための筋力強化を行う。

治療

初期治療

鍼やマッサージは日頃から受け慣れているので、より入念に様々な角度から刺激をいれてほぐしていった。

序盤はつらさが戻ってしまう前に1週間ペースで治療を重ねていき、4回の治療でこりの自覚症状はほとんど感じなくなった。NRS 10→1 。
※NRS:Numerical Rating Scale。痛みを「0:痛みなし」から「10:これ以上ない痛み」までの11段階に分け、痛みの程度を数字で表す評価方法。

中期治療

首肩こりの”こり”の自覚症状は感じなくなったが、首肩を触ったときの筋肉の硬さや、巻き肩により胸が開きづらい感覚がまだ残っている。

中期治療では初期治療よりも原因の改善をメインで行う。

巻き肩はこりの原因となっている部分のため、しっかりと緩めつつ、他の部分で身体を支えられるように運動療法を行った。

運動療法の方向性としては、脊柱起立筋、腹横筋、大殿筋をまずは単独でしっかりと使えるようにし、徐々に複数の筋肉を同時に使えるように連動性を持たせていく。(スクワットなど)

16回目の治療で各筋の筋力改善や連動性を持った動きが出来るようになったため、後期治療に移行した。

後期治療

後期治療では徐々にマッサージや鍼を行う頻度を減らしていき、治療から離れても大丈夫な状態を目指していく。

また、トレーニングのみのセッションを入れることで、トレーニングの頻度は2週ペースで保ち、メニューやフォームの見直しが随時行えるようにした。

約2ヶ月間、鍼やマッサージを受けない状態でも良い状態でキープ出来るようになったため首こり・肩こりの治療はゴールとなった。ゴールまでの総治療回数は27回。

コメント

T様のように日常的に運動を行っており、柔軟性もあるのになぜか首こり・肩こりが治らないという方は数多くいらっしゃいます。

正しい姿勢を保つためには柔軟性を高め、関節可動域を広く保つこともとても重要な要素の一つですが、それだけでは十分ではありません。

姿勢を維持することに適している筋肉がちゃんと働いているかどうか、それ以外の筋肉との筋バランスがとても重要になります。

T様は元々筋力がそこまで低いわけではなかったのですが、使うべき筋肉が眠っていたために、首や肩に負荷がかかりやすくなっていました。

トレーニング中のちょっとした気付きがきっかけとなり、眠っていた筋肉が呼び起こされ、首や肩に負担をかけない姿勢の取り方を習得したことで良い方向に向かうことが出来ました。

 

 


執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
何事にも理由があります。
「なぜ」をひとつひとつ掘り下げて、探り、慢性的な痛み・不調からの解放、そして負のスパイラルから脱するためのお手伝いができたらと考えております。


筋力は十分にあるのに肩こり・首こりにお悩みのケース|ケースレポート

概要

運動習慣があって一般の人よりも体を動かすことが多く、筋力も十分にあるにも関わらず慢性的な首や肩のこりにお悩みだった症例

N様 / 東京都在住 / 47歳 / 男性 / 会社員(デスクワーク)

症状

  • 右の首〜肩〜肩甲間部にかけてのこり
  • 頭痛

状態

7年ほど前から徐々に右の首・肩・肩甲間のあたりにかけてつらくなってきた。ひどい時は頭全体が何かに覆われているような感覚になり、頭頂部の頭痛が出る。

長時間のデスクワーク、その際の姿勢の悪さが原因ではないかと自覚している。

首肩のストレッチをしたり、お風呂などでしっかり温まると少し楽になる。鍼やマッサージの経験はあるが、あまり効果は感じなかった。病院で首肩のこりに対して筋膜リリース注射をした時は少し楽になったが、効果は一時的で、一週間ほどで再びこりを感じるようになってしまった。

趣味はマラソン。毎週ランニングを欠かさず、年に数回フルマラソンやハーフマラソンなどの大会に出場している。

見立て

姿勢は、少し肩が前に出て「巻き肩」の様な状態だが、猫背がひどいわけではない。各関節の可動域は特別低下していることもない。

筋力は全体的にしっかりあるが、相対的にみて大殿筋、腹横筋、脊柱起立筋などの筋肉があまり働いていない状態。

このことから、デスクワークなど長時間同じ姿勢をとらなければならない状況で、僧帽筋などのこりやすい筋肉を使って姿勢を支えようとしてしまっていることが、原因として大きいのではないかと考えた。

また、肩を前に巻いてしまっている筋肉である、大胸筋や広背筋などの筋肉をしっかりとほぐし、胸が開きやすいようにしていくことも重要だろう。

治療

鍼とマッサージを併用し、こりの強い部分である頭半棘筋、板状筋、僧帽筋と、不良姿勢の原因筋である大胸筋、広背筋、胸鎖乳突筋をメインに入念にほぐしていった。

週に1回ペースで治療を続けたところ、順調につらさが減っていき、9回目の治療でNRS 10→1まで楽になった。
※NRS:Numerical Rating Scale。痛みを「0:痛みなし」から「10:これ以上ない痛み」までの11段階に分け、痛みの程度を数字で表す評価方法。

また、上記の対症療法と並行して、大殿筋、腹横筋、脊柱起立筋など姿勢を支えるのに適している筋のトレーニングを行なった。トレーニングは1週や2週に一度の間隔では不十分ため、セルフケアとしてご自宅でも行なっていただいた。

体幹筋力も十分になり、姿勢を維持するために非常に効率の良い身体の使い方ができるようになった。徐々に治療間隔があいてもこりを感じない状態になっていき、1ヶ月半慢性的な肩こりを感じることなくキープできるようになったため、ゴールとなった。

ゴールまでの総治療回数は27回。期間は約1年間。

コメント

運動は定期的に行なっていて、人並み以上に筋力がある方でも、慢性的な首肩こりになることは少なくありません。

N様の場合、全体として筋力は十分にあったのですが、筋力テストで調べてみたところ、相対的にみて大殿筋、腹横筋、脊柱起立筋など体幹の筋力が不足していました。

これらの筋肉は長時間持続的に身体を支えることに適しています。そのため、不足していると僧帽筋などのこりを生じやすい筋肉が過剰に働いてしまい、こりを生じやすい状態となってしまいます。

N様は優先的に使うべき筋肉をトレーニングし、過剰に働きすぎている筋をしっかりとほぐすことによって順調に改善に向かい、ゴールに至ることができました。

また、肩こりの治療は、スポーツの競技力向上においてもつながることがあります。N様の場合、肩こり治療で体幹の筋力向上を行なったことにより、ランニング中の体幹の動きが安定し、フォーム改善にもつながりました。これらによって推進力が強化され、タイムを伸ばすことができました。

肩こりに悩まされなくなったため、今後は趣味のマラソンのパフォーマンスアップを目標にして、さらなるコンデション改善に努めてまいります。

 

 

 


執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
何事にも理由があります。
「なぜ」をひとつひとつ掘り下げて、探り、慢性的な痛み・不調からの解放、そして負のスパイラルから脱するためのお手伝いができたらと考えております。


40年来の慢性的な肩こり・首こりが解消されたケース|ケースレポート

概要

慢性的な肩こり・首こりが、マッサージと運動療法を組み合わせた治療で改善した例。

M様 / 東京都在住 / 57歳 / 男性 / 営業職

症状

・首肩こり
・頭痛

状態

高校生くらいから、かれこれ40年ほど慢性的な首肩こりに悩まされている。マッサージを受けると楽になるが、効果が持続するのは2~3日。

一年前から特にひどくなり始め、頭痛も出るようになってしまった。頭痛が出て心配だったので、脳神経外科を受診したところ、異常はないと言われた。

整形外科に行き首のレントゲンを撮ったところ、頚椎の椎間板が少し潰れているが、他に目立った骨の異常はみられないと言われた。

運動が好きで、休日はアクティブに身体を動かしたり、長時間ウォーキングをすることが多い。
身体を動かしている時は首肩こりは気にならないことが多い。

鍼は経験がなく、恐怖心があるためできるだけやりたくない。

見立て

僧帽筋、頭板状筋、頭半棘筋、肩甲挙筋などの首・肩周りの筋肉の緊張が強く、これにより首肩こりの症状を引き起こしていると考えられた。

頭痛は医療機関での診察を経て異常がないことが確認されており、筋緊張と比例関係にあるので、緊張性頭痛の可能性が高い。

首肩こりを引き起こしている根本的な原因としては、股関節や胸椎の可動性が低いため、良い姿勢を保ちづらいことが大きい。
また、良い姿勢をとろうとしても首・肩周りを力ませるような使い方になってしまっている。
まずは不良姿勢を助長してしまう筋肉(ハムストリングス、大胸筋、広背筋、胸鎖乳突筋など)の緊張を和らげ、姿勢を支えるのに適している筋肉(脊柱起立筋、腹横筋、大殿筋など)を強化していくことで、根本的なこりの原因を改善できると考えた。

治療

初期治療

鍼治療を受けることに抵抗があるため、マッサージと体操により筋緊張を和らげることとなった。
また、初期治療では集中的につらさを減らしていきたいため、あまり通院間隔は開けすぎず、1週間に1回のペースで治療を行った。

マッサージをすることによる筋肉の緩みはよく、治療開始してから早い段階で筋緊張は緩和し、6回目の治療でNRS 2〜3まで下がった。

※NRS:Numerical Rating Scale。痛みを「0:痛みなし」から「10:これ以上ない痛み」までの11段階に分け、痛みの程度を数字で表す評価方法。

中期治療

中期治療では不良姿勢の原因となっている部分の改善のため、運動療法をメインに治療を行った。

運動療法の内容は、胸椎や股関節の可動域を改善するストレッチや、姿勢を効率よく支えるために脊柱起立筋、腹横筋、大殿筋を強化するトレーニングなど。

通院の頻度は初期治療同様、一週間に1回のペース。
初期治療と違うところはマッサージ+トレーニングの日とトレーニングのみ行う日を隔週ずつ交互に行い、マッサージの頻度は減らすが、トレーニングの頻度は減らさないように治療計画を立てた。

まずは可動域が順調に改善し、各筋の筋力も徐々についてきたことで、NRS 2〜3からNRS 0〜1 (日常生活で肩こりをほとんど感じない状態)まで自覚症状が下がった。
中期治療終了で治療回数は13回目。

後期治療

後期治療では中期治療同様にトレーニングを行いつつも、マッサージの頻度を徐々にあけていった。
約2ヶ月間マッサージをしなくても、良い状態を保てるようになったため、首こり・肩こり治療はゴール。

ゴールまでの総治療回数は19回。

コメント

M様が順調に改善し、ゴールに至ったポイントは、停滞しやすい中期治療において高い頻度で運動療法を行えたことです。

通常は中期治療で通院間隔をあけていくのですが、M様は非常に意欲的にトレーニングに取り組んでいましたので、トレーニングの頻度を落とさずに治療を進めさせていただきました。

トレーニングの間隔が空きすぎてしまうと、正しいと思っていたフォームがいつの間にか自己流になっていたり、メニューの内容がマンネリ化してしまい、なかなか思うように前に進めないこともあります。

一週間ペースでマンツーマントレーニングを行うことで、フォームの修正やメニューのアップデートを随時行うことができ、非常に効率よく根本原因を改善することができました。

 

 


執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
何事にも理由があります。
「なぜ」をひとつひとつ掘り下げて、探り、慢性的な痛み・不調からの解放、そして負のスパイラルから脱するためのお手伝いができたらと考えております。


東京理科大学オープンカレッジにて講義を行いました③

本講座について

2019929日(日)に「誰でもできる体幹トレーニング~ロコモ予防と対策~」と題して、第3回目となる講義を行いました。

東京理科大学オープンカレッジは、東京理科大学が、生涯現役であり続けたい方、社会人として豊かな教養を身に付けたい方、ビジネスパーソンとして見識を深めたい方をはじめとした一般の方向けの「社会人教育・リカレント教育」の場として開講しています。

 

「ロコモ」って何?

「ロコモ」とは、ロコモティブシンドロームの略で「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態」という意味です。日本整形外科学会が、2007年に提唱した新しい概念です。

今、ロコモは「メタボ」「認知症」と並び、「健康寿命の短縮」「ねたきりや要介護状態」の3大要因のひとつです。そのロコモの予防と対策は「体幹の筋力強化」が鍵となります。

本講座では、普段運動習慣が全くない方でもご自宅で無理なく続けられる体幹トレーニングをご紹介しました。一緒に体を動かしながら、楽しく実践することで、トレーニングを体得できたのではないでしょうか。身近な人にも教えてあげながら、是非続けてみて下さい。

 

お知らせ

2020年秋冬に、講義第4弾「ひとりでできる肩こりの改善法」を開催予定です。

詳細が決まりましたら、お知らせします。是非ご参加下さい。

 

 

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執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
何事にも理由があります。
「なぜ」をひとつひとつ掘り下げて、探り、慢性的な痛み・不調からの解放、そして負のスパイラルから脱するためのお手伝いができたらと考えております。


東京理科大学オープンカレッジにて講義を行いました②

本講義について

201991日(日)に、「ひとりで簡単にできる腰痛の改善方法」と題して、第2回目となる講義を行いました。

東京理科大学オープンカレッジは、東京理科大学が、生涯現役であり続けたい方、社会人として豊かな教養を身に付けたい方、ビジネスパーソンとして見識を深めたい方をはじめとした一般の方向けの「社会人教育・リカレント教育」の場として開講しています。

 

国民病ともいえる「腰痛」の存在

腰痛は、カラダの悩み第1位に挙がっており、もはや国民病ともいえる存在です。

腰痛の多くは、体の柔軟性・筋力・姿勢・動作と密接に関わっています。これらは、日常生活と深い関係があります。つまり、日常生活をちょっと変えるセルフケアを実践すれば、腰痛の悩みが消えるかもしれないのです。

本講座では、慢性的な腰痛を根本から改善するためのセルフケア方法をお伝えし、受講者の皆様と一緒に行いました。セルフケア方法の効果の理由を詳しく解説し、さらに実践したことで、頭で理解し、カラダで覚えられたのではないでしょうか。

 

発信するということ

今回、第2回目となる一般の方へ向けた講義の場をいただき、東京理科大学オープンカレッジの関係者の皆様に感謝申し上げます。
このような発信の場を大切にし、今後も積極的に続けていきたいと思います。

 

 

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執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
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肩こりと鎖骨の関係性|鎖骨をつまむだけで肩こりが解消するって本当!?

鎖骨と肩こりの関係性を詳しく解説していきます

鎖骨をつまむと肩こりに効くって聞いたのですが、本当ですか?

はい。結論からいいますと本当です。正確には鎖骨そのものではなく鎖骨周辺をつまんだりマッサージが効果的です。

鎖骨へのアプローチで期待できる効果は2つあります。1つ目は、今のつらい症状を緩和する効果。2つ目は、姿勢を改善して首や肩の負担を減らす効果。とにかくつらいから何とかしてほしい場合の対症療法だけでなく姿勢の改善といった原因療法にも有効ですので首や肩の不調と鎖骨へのアプローチは切っても切れない関係にあります。ですから当院の肩こり治療でも鎖骨へのアプローチは基本的な施術として行っています。

鎖骨は見た目ではなく、その機能性にも注目してほしい!

きっと多くの方が、毎朝・毎晩鏡で自身の鎖骨を目にしているはずです。ですが、鎖骨の見た目を意識することはあっても、意識して動かしている方はほとんどいらっしゃらないと思います。

鎖骨ってどんな骨?

人間の骨の中で唯一水平に位置しています。ゆるいS字カーブをもつ棒状の形をした長骨です。人間が腕を自由に動かせるのは鎖骨のおかげです。四足歩行の動物には鎖骨はありません。人が体を動かす際にとても重要な骨ですが、人体の骨の中でもっとも折れやすい骨でもあります。そんな鎖骨を「肩こり」の面から掘り下げていきます。この記事を読んで、鎖骨を意識して動かしたくなってもらえたら幸いです。

なんで鎖骨をつまむと肩が楽になるの?

鎖骨ほぐしは肩こりへの対症療法としてなぜ効果的なのか?その理由を解剖学に則り解説していきます。

肩こりと鎖骨ほぐしを繋ぐカギは「僧帽筋」

僧帽筋(そうぼうきん、英語: trapezius)は、肩こりにお悩みの方でしたら、きっと一度くらいは耳にしたりテレビ番組でご覧になられたことがあると思います。

僧帽筋とは頭の後ろの頚椎の中央からはじまり、首・肩・背中を広範囲に覆っている筋肉です。

僧帽筋の場所

 

 

※オレンジ色部分が僧帽筋です

この僧帽筋の過緊張や筋膜異常が、肩こりのつらい症状を引き起こしている大きな要因です。

僧帽筋は背中にありますが「鎖骨」と繋がっています

首や肩のつらい症状は背中側です。僧帽筋も背中の上半分近くを覆っている筋肉ですが、なんと鎖骨と繋がっているのです。

僧帽筋と鎖骨

 

 

鎖骨と僧帽筋は繋がっています

鎖骨は脂肪がつくと見えにくくなる、痩せている人は鎖骨が綺麗といったイメージをきっとお持ちだと思います。ですから筋肉のイメージがない方がほとんどでしょう。

実際は上の画像のように僧帽筋とくっついているのです。

つまり鎖骨をつまむと僧帽筋に影響します。

僧帽筋への影響を考えて上手に鎖骨をつまむ・鎖骨周辺をほぐすことで、肩こりの症状に効果がでるのです。これは直接背中側からアプローチするよりも鎖骨からアプローチしたほうが効果的なケースがあり、鎖骨側だけが全てではございません。

もう少し具体的に詳しく説明します。

僧帽筋は、首・肩・背中といった広いエリアを覆う大きな筋肉です。僧帽筋はひとつではなく、解剖学的には上部、中部、下部の3つのパートにわかれていて、それぞれ異なった役割があります。鎖骨と関係が深いのは上部の僧帽筋です。

僧帽筋の場所

 

 

つらいのは上部の僧帽筋

一般的につらい肩こりは首から肩の関節に向かってのラインです。このラインがまさに僧帽筋の上部にあたります。僧帽筋の上部は、後頭部や頚椎の中央部分からはじまり、鎖骨(正確には、鎖骨の外側1/3の後縁)に至ります。

ストレッチでほぐれる理由・ほぐれない理由

僧帽筋と鎖骨の関係を語る上で、なぜ、ストレッチをすると凝りがほぐれるのか?この理由を簡単に知っておく必要があります。

筋肉は骨とくっついています。くっついている箇所を「付着部」といいます。付着部には、筋膜や腱といった組織があり、筋肉と骨を結びつけています。この付着部には刺激を感知する受容体や神経といった様々なセンサーが密に分布しています。みなさんにとってお馴染みのストレッチですがそのセンサーを上手く利用するのがストレッチの本質です。

ストレッチは可動域改善の代表的手法。ひとことでストレッチといっても様々で、反動をつけずにゆっくりと筋肉を引き伸ばす「静的ストレッチ」の場合、付着部付近に存在するゴルジ腱器官というセンサーに刺激を与え、その反射で筋肉の弛みを誘導して可動域を広げます。

おそらく多くの方がストレッチを物理的な手段・自分でできる・誰でもできる簡単な方法と思われているはずです。

本当に効果のあるストレッチ・プロが人に対して行うストレッチというのは、神経系に働きかけて筋緊張をコントロールするのです。

軽いコリでしたら物理的なほぐしで十分ですが、ひどい緊張状態にある強張った筋肉に対しては物理的なほぐしが通用しないことが多いのです。

緊張が生じている部分を物理的にほぐすだけでなく、解剖学的な筋肉の走行と付着部、そして筋肉を支配する神経の機能を意識した対処が必要なのです。

僧帽筋上部の過緊張を解く鍵が鎖骨

僧帽筋上部の過緊張を改善したい場合、ダイレクトに問題の筋繊維や筋膜へのアプローチはもちろん必要ですが、僧帽筋の付着部である鎖骨へのアプローチが効果を発揮します。僧帽筋の付着部は鎖骨だけではありません。後頭部や頚椎の際にもございます。ですので首や頭へのアプローチは普通に行われています。首や頭と同じように鎖骨が大切なのです。

鎖骨をつまむと僧帽筋は緩む・肩こり解消に効果的というのは正確には鎖骨だけではなく後頭部や頚椎の際といった僧帽筋の付着部へのアプローチが肩こり症状に効果的ということなのです。

首こりと鎖骨ほぐしの関連性

肩こりだけでなく首こりに鎖骨ほぐしの効果はあるの?という方もいらっしゃると思います。もちろん効果あります。

実は鎖骨には、僧帽筋以外にも首や肩の凝りに関係のある筋肉が付着します。

胸鎖乳突筋です。きょうさにゅうとつきんと読みます。

胸鎖乳突筋は、首の横から前に走行する筋肉です。名前の由来は、胸骨・鎖骨から側頭骨の乳様突起を結んでいることからです。いわゆるつらい首筋の痛み・凝りは、まさにこの胸鎖乳突筋のトラブルであることが多いです。

僧帽筋と鎖骨

 

 

胸と鎖骨と頭を繋ぐ胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋は、下を向く時、顎を引く時、首をかしげる時、歯を食いしばる時にはたらく筋肉です。猫背で丸まってパソコン作業をしている時や、下を向いてスマホ操作をしている時は、自覚はなくとも胸鎖乳突筋は過緊張状態となってしまっていることが少なくありません。

凝りだけでなく息苦しさや喉の違和感といった症状を引き起こす胸鎖乳突筋の過緊張

一般的な首こりは、首の後面に症状が出ますが、中には首の横や前につらさを自覚される方がいらっしゃいます。このようなタイプの首こりの方は、凝りだけでなく、息苦しさや喉の違和感などを自覚する傾向があり、お悩み度が高い方が多いです。このような一見イレギュラーパターンと思われる首こりの方が当院にはたくさん来院されるのですが、1つ共通点があるのです。胸鎖乳突筋が過緊張状態に陥ってしまっているのです。

首の前をほぐすと後ろが楽になる?

一方、首の後ろに症状がある場合は胸鎖乳突筋が緊張していないかというとそうではありません。首の後ろ側がつらくて、つらい箇所をいくらほぐしても楽にならない時、胸鎖乳突筋をほぐすことで急激に後面の症状が軽減するということは多々あります。

首の前側にある胸鎖乳突筋をほぐすと首の後ろ側が楽になるのです。

これは不思議なことではなく解剖学的には理にかなっています。

後頭部の胸鎖乳突筋の付着部と僧帽筋の付着部は筋膜でつながっているのです。

ですから鎖骨をつまむことで、胸鎖乳突筋をほぐすことになり、結果首こりの症状緩和につながります。

この胸鎖乳突筋は、首の前や横はもちろん、一般的な後ろ側の凝り解消においてもとっても重要なポイントです。

胸鎖乳突筋以外の鎖骨との関連性が高い筋肉

首の横や前には胸鎖乳突筋以外にも、首肩凝りに関与するたくさんの筋肉があります。

たとえば、広頚筋、斜角筋、肩甲挙筋、舌骨下筋群、舌骨上筋群などがあります。

なかでも鎖骨の関連性が高い、広頚筋に着目してみましょう。

広頚筋

 

 

鎖骨と関連性の高い広頚筋

広頚筋は、首の前面の最表層で、名前通り下顎か胸にかけて薄く広がる筋肉です。

多くの方が気にされている猫背ですが、慢性的な猫背状態ですと、この広頚筋が緊張状態になります。広頚筋が緊張状態になると、凝りの症状に加えて、フェイスラインがぼやける、二重アゴにみえる、首の横シワができる、などといった見た目上の問題が生じます。

上の画像のように広頚筋は鎖骨を覆っています。つまり鎖骨をつまむと広頚筋も同時につまむことになります。

鎖骨をつまむことで、広頚筋をほぐすことができますので、首肩こりの改善のための鎖骨へのアプローチは美的な要素の改善にもつながるのです。

鎖骨への意識変わってきましたか?

肩こりに効く鎖骨つまみは一時的なもの?それとも根本的な改善につながる?

対症療法として鎖骨へのアプローチが首や肩のコリに対して効果的であることはご理解いただけたかと思います。

慢性的な首肩こりでお悩みの方は、対症療法だけではどうしようもない状態にあります。対症療法ではなく原因療法として、鎖骨へのアプローチは意味あるのか?という点について解説させてください。

姿勢が悪いのは結果でもあり原因でもある

まず、首こりや肩こりの原因は様々ですが、多くの方に共通しいるのは不良姿勢です。

良い姿勢に絶対的なものはありません。時と場合によって変わります。

首肩こりの観点からの「良い姿勢」の条件は、頭の重みをいかに首や肩の筋肉に負担をかけずに支えることができるかどうか?負担を軽ければ軽いほど良い姿勢です。

ですから、首肩こりを改善・予防における「良い姿勢」とは、「首や肩の筋肉への負担が最小となる姿勢」です。

具体的には、頭が体の重心線上にあって、筋肉をあまり使わなくてもバランスがとれている状態です。猫背がいけないのは、頭が体の重心線上になく頭を支えるために首肩に大きな負担をかけているためです。

姿勢と鎖骨の関係

そんな不良姿勢と鎖骨の関係性をみてみましょう。

上述しましたように、胸鎖乳突筋は、下を向く、顎を引く、首をかしげる、歯を食いしばるなどの動きに関与します。日常生活で何気なく行っている首や顎の動きと密接な関係があります。そのため日々の動作のなかで、胸鎖乳突筋は負担を受けやすいのです。

胸鎖乳突筋が緊張してしまうと頭を前に傾けてしまいます。横からみて頭が前方へ突き出た姿勢です。頭が前方にあると、僧帽筋をはじめとした首や肩の後面にある筋肉が、頭を支えるために頑張らなければなりません。この状態が続くことで、首や肩の筋肉に凝りが生じます。このような流れから、胸鎖乳突筋の過緊張は凝りを招く元ともいえます。

胸鎖乳突筋をほぐすことによって頭の位置が改善すれば、首や肩にかかる負担そのものが減少しますので、鎖骨つまみは原因療法としての意義もあるのです。

鎖骨を語る上でどうしても外せない肩甲骨

もう一つ、鎖骨を語る上でどうしても外せないのが、肩甲骨との関連性です。肩甲骨は背中にある左右一対の骨ですが、この肩甲骨、骨格という観点でみると、胴体部分と鎖骨のみで連結しています。

僧帽筋と鎖骨

 

 

緑色部分が肩甲骨です。肩関節付近で鎖骨と連結しています。

肩甲骨と上腕骨(腕の骨)の連結部分が肩関節ですので、鎖骨は「上肢と体幹を結びつける唯一の骨」なのです。

その鎖骨ですが、上肢を動かす「機能」として重要なはたらきを担っています。鎖骨は、胴体と肩甲骨を連結させているパーツなので、鎖骨の両端は、胴体と鎖骨の間、鎖骨と肩甲骨の間で関節になっています。

胴体と鎖骨の連結部分を胸鎖関節(胸骨と鎖骨の連結)、鎖骨と肩甲骨の連結部分を肩鎖関節といいます。

実は、胸鎖関節と肩鎖関節の二つの関節の動きの和が、肩甲骨の動きとなるのです。

上肢の動き、つまり肩や肘の動きには肩甲骨の動きが密接に関わります。

たとえば肩関節ですと、天井に向かって真上にバンザイ(180°挙上)をした時、厳密には動作方向によって若干異なりますが、総じて180°の1/3となる約60°は肩甲骨による動きであるのが正常とされています。肩甲骨がきちんと動かない状態ですと、他の関節に負担がいき、それが繰り返されることで炎症や痛みにつながってしまいます。

肩甲骨をきちんと動かせるようにするために鎖骨を意識してほしい

肩甲骨の動きを改善する手段として代表的なのは肩甲骨はがしです。

ご存知、肩甲骨はがしは、肩甲骨に付着する筋肉をほぐすのに効果的です。剥がすのではなく「ほぐす」のです。剥がれたら大変です。肩甲骨はがしで肩甲骨の動きは改善できますが、鎖骨にもアプローチすることでさらなる改善を目指すことができます。

鎖骨がきちんと動くということは、胸鎖関節と肩鎖関節が正しく機能している証拠です。つまり肩甲骨は正常に動きます。筋肉をほぐしても、実際に動く関節部分が動かなければ、肩甲骨はスムーズに動きません。肩甲骨の動きを改善するためには鎖骨の動きも改善することが大切です。

肩甲骨は体の後ろ側、鎖骨は前側にありますので、まさか肩甲骨の動きを改善するために鎖骨が重要とは思いませんよね。女性でしたらデコルテをキレイにみせるために鎖骨を意識されている方は多いかもしれませんが、日頃、ほとんどの方は「鎖骨の動き」を意識されていないと思います。

これからはぜひ、鎖骨・鎖骨の動きを意識してください。

肩関節の痛みや可動域制限がある方は肩甲骨の動きを改善することが大切です。その肩甲骨の動き改善のために、鎖骨にも着目してみましょう。肩関節に不調がなくても、肩甲骨の動きがぎこちないなと感じた場合、鎖骨を意識して対処するのがオススメです。

 

 

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執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
何事にも理由があります。
「なぜ」をひとつひとつ掘り下げて、探り、慢性的な痛み・不調からの解放、そして負のスパイラルから脱するためのお手伝いができたらと考えております。


テレビ東京 なないろ日和!【肩こり対策を肩もみ以外で…鎖骨ほぐし、尻鍛え、脇鍛え】

つらい肩こりには、鎖骨、尻、脇!達人が伝授もみ方・鍛え方

テレビ東京で毎朝放送されている「なないろ日和」にて取り上げられた肩こり対策へ取材協力しました。

つらいつらい肩こりに

脇運動の達人

藤本靖(ボディワーカー)

尻運動の達人

丸山太地(肩こりラボ代表)

鎖骨ほぐしの達人

吉田一也(理学療法士、医学博士、人間総合科学大学保健医療学部准教授)

放送スケジュール

2019年4月23日(火)午前9時59分〜

テレビ東京・BSテレ東

 

 

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執筆者:丸山 太地
Taichi Maruyama

日本大学文理学部
体育学科卒業 東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科卒業
上海中医薬大学医学部 解剖学実習履修
日本大学医学部/千葉大学医学部 解剖学実習履修

鍼師/灸師/按摩マッサージ指圧師
厚生労働省認定 臨床実習指導者
中学高校保健体育教員免許

病院で「異常がない」といわれても「痛み」や「不調」にお悩みの方は少なくありません。
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